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参考までに
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国会:フライト遅延補償は航空法にり込まず?
2005/11/17 07:17 JST更新

 国会で15日、フライトの遅延・キャンセル時に航空会社による乗客への補償を義務付ける規定を、航空法案に盛り込むかどうかが論議された。

 レ・ティ・ガー国会議員(タインホア省)は、「乗客が航空会社に損害を与えた場合、乗客は航空会社に対し補償しなければならないことから、航空会社が遅延やキャンセルで乗客に損害を与えた場合、乗客に補償するのは当然だ」と、乗客に対する補償が規定されていない現行航空法案の不平等性を主張した。

 これに対し、ダオ・ディン・ビン交通運輸大臣は、フライトの遅延・キャンセルは、機体の安全管理上の問題と航空インフラの遅れが原因であることを指摘。また、補償規定を導入すれば、ベトナムの航空会社は、ベトナム人乗客に対してのみならず、外国人客に対しても補償義務を負い、補償額が膨大になるため、規定導入は現実的でないと反論した。