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ミスドという声があり私も賛成ですが(特にサクッとしていて胃にもたれないクラシックは傑作。中華麺と一緒に食べても違和感がない)、日本のミスドが出てこれるのか、アメリカのミスター・ドナーッツになってしまうのか、ちょっと心配です。

ご存知のようにミスター・ドーナッツは米国ボストンに本社があるミスター・ドーナッツのフランチャイジーで、ベトナム出店まではフランチャイズ契約でカバーしていないのではないかと思うからです。(セブン・イレブンのように日本のフランチャイジーが本国親会社の買ってしまえば別です)

余談ですが(司馬遼太郎風に言うと「以下無用のことながら」)、アメリカではミスター・ドーナッツの創業者の親戚が創業したダンキン・ドーナッツの方が圧倒的店舗展開を誇っています。

日本では西武資本が、(ダスキンがミスター・ドーナッツを始めたのと同じ時期に) ダンキンを(ダスキンと紛らわしいですね)フランチャイズ展開しましたが、「何故 雑巾屋が食品を?」を言われたダスキン傘下のミスター・ドーナッツが勝利を収めてしまいました。

高卒集団が東大卒集団を破ったとか言われましたが、「便所の神様」を信奉しているのではないかとさえ思われるダスキンの異常なエネルギーに加え、ミスド用に日本製粉が開発したドーナッツ用の粉(1号店開店の前日に完成したとの伝説あり)も大きく寄与したように聞いています。

ベトナムに出店される場合は、是非日本の商品構成とドウのセットで来ていただきたい。(コーヒー・リフィル・フリーは日米共通)