『新唐人テレビ』のコメント No.4
法輪功はすでに非合法団体とされ、中国はこれをオウムのようなカルト教団と見なしている。この報道でアメリカの「ブランチ・デビディアン」や「太陽寺院」とともにやたら引き合いに出されるのが日本のオウムであるが、諸外国の目からは法輪功取り締まりは宗教弾圧に見えるらしい。だが法輪功がカルト教団であるばかりか危険な政治的集団であることは、中国国内の報道を見れば、それが大本営発表で鵜呑みにできないことを差し引いても十分に分かる。日本の報道では、法輪功に直接の実害を受けた被害者のことはあまり出ていないであろう。実名顔写真付きの中国国内でのそれらの報道は、あながちでっち上げとも思われない。それらは、金銭を騙し取られたなどといったレベルにとどまるものではない。その特徴として、法輪功の教えに従って医学を拒んだばかりに手後れになって命を落とした人ばかりでなく、その修練をしたことによって精神に異常を来した人も多い。法輪功とは宗教的に見ても、何か悪霊に取り付かれやすくなる魔術みたいなものなのだろうか。とにかくその被害者の数はオウムの比ではない。