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2006年07月10日 08:24
そんなの「るるぶ」のベトナム版を読んでごらんよ。

今、自分で自分の事業を出版だと思ってるひとが、考えを変えて、出版
じゃなくて「Webをベースに、Webの充実を競って、そこから顧客の海外
旅行に関するあらゆるサービスをOne-stopで取り込んでいくのだ」と思
えば、それで済むこと。

るるぶの全情報がWebで無料で手に入るようになると思ってごらん。今、
載ってる情報もそうだけど、「るるぶを1年に1回、その年度版を発行
し続けていくノウハウ」もそこに詰まってるんだよ。

案外、るるぶとか昭文社(昭文社はぐるなびのアウトソース先)とかの
そういう現地情報の収集能力って、楽天あたりM&Aしたがってるんじゃ
ないかと思うよ。

しかし例えば楽天が「APEXという四谷のアパートの1室」を買収したい
と思うかといえば、そんなのありえないでしょ。APEXがもう先がない
から頼むから買ってくれと大手に泣きつくことはあってもさ。

つまり現時点ですでに現地の情報収集能力と、それを消費者に向けて展開
する能力は、るるぶや歩き方や昭文社のほうが、はるかに上。それは今現在
ガイド本という出版メディアで出ている内容と、SKETCHなんていう
特集ページが5ページしかないメディアとを、見比べてみりゃ、誰の目にも
明らかなこと。歩き方やるるぶなんて、画像入りの情報を、300ページとか
で出版してるんだよ。しかも毎年、改訂版を出して。

APEXなんて名もない会社のやってる小さいことなんか、すでに誰も眼中に
入れてない。

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