メコン川ツアーあれこれ

５月末はじめてベトナムへ。
ここのＨＰは大変参考になりました。
メコン川へキムカフェに申し込んで行きました。
欧米のかたが多くて国際的で楽しかった。ご飯も美味しかったです。
牛丼みたいなどんぶりしか出ないと思ったら、揚げ春巻きと野菜(小松菜とほうれん草のあいだみたいの)の炒め物とスープにご飯を混ぜて食べるもの(しゃぶしゃぶ鍋見たいのに入ってきた)が出て皆で分けて食べるのだけど美味しかったです！量も充分です。

がっ！
帰りにバスでチャイナタウンより前(はっきりわかりません)で
なぜか車が渋滞､バイクもシクロもすごく多い。なぜ？
すると道路に水が･･･段々多くなる。洪水です。訳がわからない。
(後で市場で聞いたら日常茶飯事とのこと。短時間のスコールによるものだそうです)
よくテレビで見るような腿まで水に浸かる､と言った状況になってきて
車は進まない､バイクはドンドンわいてくる、人もシクロもワラワラと､って感じで本当に恐ろしかった。やっとカフェについたのが夜の１０時前。
３時間以上遅れました。警察とか道路を上手くまとめる機構とかはない？らしくすべて自然に任せてるって感じで。
渋滞のはじめにアメリカ人男性２人は即降りて自力で帰ると。

到着後聞いたら、はじめ歩いて靴も水浸し､そのあとシクロをつかまえて乗って帰着、私たちより２時間ぐらい早かったみたいでした。
何しろ英語のガイドの英語がさっぱり通じないし、そのつど状況説明もない。降りてシクロで行ってもいいよといわれても今ひとつ勝手がわからなくて不安で。
なのでこれからメコンツアーとかに行かれる方はこのようなことが起こり得るということも頭に入れておいたらと思って書きました。
もし帰国日に(飛行機が深夜なので)ツアーに行ってたら？と思うと恐ろしくなりました。(実際そうも考えたので)
やはりこういう状況になったらすぐ降りてシクロとでも交渉して帰るのが得策と思います。バイクタクシーは水が排気口？に入ってしまってダメだったし。

それにしてもどこからともなく現われて渋滞でお腹が減る人に食べ物を売りに来るのには笑いました。本当に力強くてエキサイティングなところでした！また行きたいと思います！！

日本に住んでいると本当に不測の事態ということが想像しにくい。私の初めてのベトナム旅行に限って､って考えるんですねー。日本はどこもここも人の手があり至れり尽せりで甘やかされていますから､ある意味貴重な体験でした。

暑くて狭い車内で水はあるんだけど飲んだらいつトイレに行きたくなるかわからなくて飲めない、｢トイレは大丈夫？」なんてガイドは言ってくれませんから。水が多くなってきて車のドアも容易に開けられないといった具合で、狭いところに閉じ込められた恐怖を思い出しても冷や汗が出ます。

一生の思い出です。これを忘れずに｢平和ボケ」しないでこの先の海外旅行に臨みます！！

運悪くと言う事は、どこででも起きる事ですからねえ。
昔だと「ミトー行きのツアーは帰国最終日には行くな」と言われていました。
バスがよく故障したり、パンクしたりで帰りが遅れる事が頻繁にあったからです。
今は無きニュージャパンさんだと、帰着が遅れたお詫びにと支店長が自前で日本レストランに乗客を連れて行って、食事をさせていた事あります。

雨だと数年前、６月の昼前に降り出した豪雨で、見る見る水嵩が増してアパートから出れなくて、午後の商談キャンセルした事あります、アパートの前は６０ｃｍ程の高低ですが、あと数ｃｍで室内浸水状態でした。

１９９８年８月１６日にホーチミンークアラーコタキナバルー関空ルートで帰った事がありますが、コタキナバルでは豪雨で足止め食らった日本人客が６０人、空港手前３０分の所で立ち往生。
急な雨で９０ｃｍの水位に達したそうです。
これでフライト時間が遅れた日本人乗客は怒りだして、状況を通訳してくれている日本人にも食って掛かる始末。

４時間遅れて到着した日本人一行の引率者にも「説明しろ！何も謝らないのか！！」と罵声を浴びせる一団と、良識ある一団で喧嘩になりかけました。
「朝帰ってそのまま出勤するから、遅れたら困る」と言うのがホンネ、海外に出て不足の事態を想定していない日本人が多すぎて困りものです。

あの日にあたられたんですか。大変でしたね。
新聞やテレビでも、洪水のことは報道されていました。

平坦な土地なのと、排水がきちんとしていないので、雨季にはよくあることです。
特にあの日はひどかったのと、雨季の始まりだったので、大々的に報道されてました。
しかし、転んでもただではおきないベトナム人、商魂たくましいですよね。

5/22にシンカフェで日帰りミトー・ベンチェに行ったんですが、昼食は豚バラ飯でした。やっぱりキムカフェの方が食事はいいんですねえ。

わたしの時は上陸する島へ向かう最中にスコールが来て、突風にあおられて船は揺れるし水はざぶざぶかぶるしでかなり怖かったです。服は歩いているうちに乾きましたが、帰って腰に巻いていた貴重品袋（ナイロン製）を外してみると、パスポートとエアチケットに水が染みてよれよれでした。