ビンタイ市場でお買い物

チョロンの街歩きをかねて「ベトナムで見つけた：杉浦さやか」に出てくる郁恵ちゃんの木ゲタ屋さんでサンダルを買おうとビンタイ市場に行きました。

交通手段はバス。デタム通りの近くに宿泊していたので近くのバス停で待っているとバスの前にCho Lonと表示された白い車体のサイゴンスターバスがやってきたのでそれに乗り込み座席に座ると白いシャツに紺のロングスカートの制服を着た女性の車掌さんがやってきてチケットを売ってくれました。ガイドブックには2000ドンとあったのですが1000ドン。値下げしたのでしょうか。クーラー付きで綺麗なバス。その時の乗客はおばあさんや学生風の子供などで危険な感じは全くしませんでした。ただ、ミニホテルのスタッフにもバスの中ではベトナム人でもよくスリにあうからくれぐれも気を付けるようにとくどいほど言われたので手荷物やポケットの中には気を付けた方が良いようです。密着して座る事になるんだから当然の事ですが。

木ゲタ屋さんでは底部分と甲の部分を選んで待つこと１０分くらいで完成。値段は40000ドン。一応値段交渉を試みたけど値下げは駄目とのことでサイゴンの町中より安いしいいかなとそのお値段で購入しました。英語は全く通じませんが指差してセレクト出来るし、サイズを出してもらうのも数字を書くか置いてあるメジャーで示すなどすれば問題ないと思います。
そのお店の回りに数軒あるサンダル屋さんと食器屋を除くと俗に言うベトナム雑貨という感じのものはないけれど、呼び込みがすさまじくてすりやひったくりも多いというベンタン市場ではゆっくり写真も撮れなかったので周囲に立ち並ぶ食材を売る露天などを見て回って写真を撮ったりするのはなかなか楽しかった。きっと邪魔な日本人だなぁと思われていたでしょうが身振りで写真撮っていい？と聞くと笑ってオッケーしてくれました。

ティエンハウ廟などのお寺などをぶらぶら回って近くにあったバス停でバスに乗ってサイゴンに戻りました。

買い物より町歩きがメインの目的だったこともあり、チョロンの雰囲気が気に入った私は二回もビンタイ市場に行ったのですが二度目の帰りは他の路線バスに乗って街をぼんやり眺めたいなとかなりボロイワゴンバスに乗り込みました。当然クーラーも効かないんだけど何故かこちらのが高く2000ドン。外国人が乗り込むのが珍しいのか普通お客が乗る後部座席ではなく助手席に座らせてもらって、立ち並ぶお店やバイクで行き交う人々を眺めながらベンタインターミナルまでの時間を楽しみました。夕方のラッシュ時だった事あるし一時間くらいかかったのでこういうのは好みが別れると思いますけど。。。