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たえさん
2002年12月01日 09:22
今日、「世界ふしぎ発見」でベトナムをやってましたね。
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/
第804回
ベトナム 幻の動物発見!神秘の熱帯雨林を求めて
2002/11/30 (土) 21:00〜
竹内 海南江(たけうち かなえ)
「世界ふしぎ発見!」をはじめ、数々の番組でレポーター業をこなす他、CM、文筆業でも活躍中。
短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)等、多くの著書を持つ。
ブルース・インターアクションズ社より最新刊、散文&写真集「グリオの唄」発売中。オフィシャルウェブサイト はhttp://www.kanana.com/ 。
ミステリーハンターとしての登場は今回で179回目(スペシャルの回は含まず)。
現在アジアの中でも急成長を遂げている国、ベトナム。おいしいベトナム料理や、美しい工芸品を求めて、毎年たくさんの日本人観光客も訪れています。活気に満ちた首都ハノイ。さまざまな文化が融合している様は、ベトナムの歴史において、決してめずらしい光景ではありませんでした。
かつて、約1500年もの間ベトナムで栄えていたチャンパ王国。この国は、広大な範囲で交易をしていた海洋王国だったのです。豊かな熱帯雨林が育んだ交易品の数々は、国の繁栄をもたらし、人びとの生活を支えてきました。しかしベトナム戦争によって、熱帯雨林は滅亡の危機に追いやられてしまうのです。戦争終結からから約30年。一度は焦土と化した熱帯雨林がみごとに再生し、今世界的に注目を集めているといいます。めずらしい動物や昆虫が次々と発見されているというから驚きです。
今回のミステリーハンターは、竹内海南江さん。数え切れないほどたくさんの国を巡ってきた竹内さんですが、ベトナムを訪れるのは初めてだとか。初のベトナムの旅、どんな体験をしたのでしょうか。
Q.ベトナムの熱帯雨林はいかがでしたか?
希少な動物が生息しているだけでなく、新種の発見も多く、まだ未知の可能性がたくさんある森ですね。これからも、どんどん注目されていく所だと思います。ベトナム戦争であれだけ大規模な被害を受けながらも、みごとに甦っている熱帯雨林を見て、自然の生命力の強さに感動しました。「ここはかつて戦場だったのですよ」と言われた所でも、そう言われなければ、まったくわからないほどなんです。防空壕の跡とかもきれいに元の大地に戻っていました。本当に豊かな熱帯雨林です。
乱獲のため、ベトナムでは絶滅したとされていた、ジャワサイも、現在8頭の生存が明らかになっているそうです。戦火をのがれたもの、新たに再生したもの、その区別ができないほど、森は生き返っていました。今回の取材では、おもに動物をウオッチングしていますが、時期によっては、蝶もたくさんいるそうです。季節ごとに、また違った魅力があるのかもしれませんね。
―ニシキヘビの尻尾を引っ張っていましたが…。大丈夫でした?
はははは。大丈夫です。ニシキヘビは、毒がないし、動きがすごく緩慢なんです。4mくらいあるので、「なんだか、引っぱる奴がいるぞ」って方向転換しているうちに、逃げちゃえばいいんですよ。でも重かった!綱引きしているみたいで、体重かけて引っぱったのに勝てなかった!怖いのは、むしろ小型のヘビですね。猛毒があるものもあるし、動きも俊敏です。
Q.山に住む民族の村も訪れていました
あの美しい衣装を着けて、みなさん普段の生活をしているんですよ。ただ美しいだけでなく、とても機能的にできているのからなのでしょうね。デザインや生地にも昔からの生活の知恵が活かされていて、動きやすく、気温や虫から体を守ってくれるそうです。女の子たちは、小さいときから、おばあちゃんやお母さんのお手伝いをしながら、あのような手工芸品の作り方を覚えていくそうです。それぞれの家庭で自分たちの身につけるものを作っているのですからすごいですよね。
―印象に残ったことはありますか?
マーケットですね。毎週行われるマーケットを、みなさん本当に楽しみにしているのが印象的でした。普通、こういうマーケットって現金収入を得る限られた場所として、売る方も買う方も真剣勝負!というイメージがありますよね。それがまったくないんです。週に1度の息抜きの場と言う感じで、売る人も買う人もみんな和やか。
マーケットには、屋台もたくさん出ているんです。普段、村では食べられないフォーを食べたり、男の方はお酒を飲んだり、お友だちに会ったりするのを楽しむのが、マーケットという感じでした。村の人たちにとっての娯楽なんでしょうね。みなさん、その日を楽しみに、夜明け前から8時間くらいかけて歩いて来るんですよ。だから、帰りも早い。屋台でおいしいものを食べたら、お昼過ぎには村へ帰って行きます。
Q.その村への移動中、ハプニングが…
そうなんです。悪天候が続いて、土砂崩れがあり、車が通れなくなってしまいました。スタッフ全員、機材を積んでバイクで移動をしたんです。ベトナムには、車じゃなくてバイクの後に人を乗せて目的地に連れて行ってくれるバイクのタクシーみたいなのが、たくさんあるんですよ。ですからドライバーの方も慣れていらっしゃって運転も上手です。往復、2時間くらい乗ったかな。「よし、みんなでゴー!」という感じで楽しかったですよ。景色もきれいだったし。
それから、ベトナムの人はみなさんいい方でしたね。ちょっとシャイですが、カメラを向けても嫌がらないですし、たくさんの方に温かな協力をいただきました。
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/mystery_1.html
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/
第804回
ベトナム 幻の動物発見!神秘の熱帯雨林を求めて
2002/11/30 (土) 21:00〜
竹内 海南江(たけうち かなえ)
「世界ふしぎ発見!」をはじめ、数々の番組でレポーター業をこなす他、CM、文筆業でも活躍中。
短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)等、多くの著書を持つ。
ブルース・インターアクションズ社より最新刊、散文&写真集「グリオの唄」発売中。オフィシャルウェブサイト はhttp://www.kanana.com/ 。
ミステリーハンターとしての登場は今回で179回目(スペシャルの回は含まず)。
現在アジアの中でも急成長を遂げている国、ベトナム。おいしいベトナム料理や、美しい工芸品を求めて、毎年たくさんの日本人観光客も訪れています。活気に満ちた首都ハノイ。さまざまな文化が融合している様は、ベトナムの歴史において、決してめずらしい光景ではありませんでした。
かつて、約1500年もの間ベトナムで栄えていたチャンパ王国。この国は、広大な範囲で交易をしていた海洋王国だったのです。豊かな熱帯雨林が育んだ交易品の数々は、国の繁栄をもたらし、人びとの生活を支えてきました。しかしベトナム戦争によって、熱帯雨林は滅亡の危機に追いやられてしまうのです。戦争終結からから約30年。一度は焦土と化した熱帯雨林がみごとに再生し、今世界的に注目を集めているといいます。めずらしい動物や昆虫が次々と発見されているというから驚きです。
今回のミステリーハンターは、竹内海南江さん。数え切れないほどたくさんの国を巡ってきた竹内さんですが、ベトナムを訪れるのは初めてだとか。初のベトナムの旅、どんな体験をしたのでしょうか。
Q.ベトナムの熱帯雨林はいかがでしたか?
希少な動物が生息しているだけでなく、新種の発見も多く、まだ未知の可能性がたくさんある森ですね。これからも、どんどん注目されていく所だと思います。ベトナム戦争であれだけ大規模な被害を受けながらも、みごとに甦っている熱帯雨林を見て、自然の生命力の強さに感動しました。「ここはかつて戦場だったのですよ」と言われた所でも、そう言われなければ、まったくわからないほどなんです。防空壕の跡とかもきれいに元の大地に戻っていました。本当に豊かな熱帯雨林です。
乱獲のため、ベトナムでは絶滅したとされていた、ジャワサイも、現在8頭の生存が明らかになっているそうです。戦火をのがれたもの、新たに再生したもの、その区別ができないほど、森は生き返っていました。今回の取材では、おもに動物をウオッチングしていますが、時期によっては、蝶もたくさんいるそうです。季節ごとに、また違った魅力があるのかもしれませんね。
―ニシキヘビの尻尾を引っ張っていましたが…。大丈夫でした?
はははは。大丈夫です。ニシキヘビは、毒がないし、動きがすごく緩慢なんです。4mくらいあるので、「なんだか、引っぱる奴がいるぞ」って方向転換しているうちに、逃げちゃえばいいんですよ。でも重かった!綱引きしているみたいで、体重かけて引っぱったのに勝てなかった!怖いのは、むしろ小型のヘビですね。猛毒があるものもあるし、動きも俊敏です。
Q.山に住む民族の村も訪れていました
あの美しい衣装を着けて、みなさん普段の生活をしているんですよ。ただ美しいだけでなく、とても機能的にできているのからなのでしょうね。デザインや生地にも昔からの生活の知恵が活かされていて、動きやすく、気温や虫から体を守ってくれるそうです。女の子たちは、小さいときから、おばあちゃんやお母さんのお手伝いをしながら、あのような手工芸品の作り方を覚えていくそうです。それぞれの家庭で自分たちの身につけるものを作っているのですからすごいですよね。
―印象に残ったことはありますか?
マーケットですね。毎週行われるマーケットを、みなさん本当に楽しみにしているのが印象的でした。普通、こういうマーケットって現金収入を得る限られた場所として、売る方も買う方も真剣勝負!というイメージがありますよね。それがまったくないんです。週に1度の息抜きの場と言う感じで、売る人も買う人もみんな和やか。
マーケットには、屋台もたくさん出ているんです。普段、村では食べられないフォーを食べたり、男の方はお酒を飲んだり、お友だちに会ったりするのを楽しむのが、マーケットという感じでした。村の人たちにとっての娯楽なんでしょうね。みなさん、その日を楽しみに、夜明け前から8時間くらいかけて歩いて来るんですよ。だから、帰りも早い。屋台でおいしいものを食べたら、お昼過ぎには村へ帰って行きます。
Q.その村への移動中、ハプニングが…
そうなんです。悪天候が続いて、土砂崩れがあり、車が通れなくなってしまいました。スタッフ全員、機材を積んでバイクで移動をしたんです。ベトナムには、車じゃなくてバイクの後に人を乗せて目的地に連れて行ってくれるバイクのタクシーみたいなのが、たくさんあるんですよ。ですからドライバーの方も慣れていらっしゃって運転も上手です。往復、2時間くらい乗ったかな。「よし、みんなでゴー!」という感じで楽しかったですよ。景色もきれいだったし。
それから、ベトナムの人はみなさんいい方でしたね。ちょっとシャイですが、カメラを向けても嫌がらないですし、たくさんの方に温かな協力をいただきました。
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/mystery_1.html