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ベトナムの為替相場管理は中国と同様に管理フロート制が採用されている
2002年から2007年末までの6年間は、徐々にレート切り下げているが
15000から16000程度であり、ほぼドルベック制に近くやってこれた
しかしサブプライムレンディング問題から発生した世界金融危機から状況は変わる
固定相場制を支えるためには
(1)中央銀行が介入し要求される為替をすべて受け入れる
(2)資金の移動を規制する
のふたつの方法があるが、「固定相場制」と「独立した金融政策」と
「自由な資本移動」の3つの政策は同時に実現することはできない
(1)は97年のタイのケースで、外貨準備を崩して支えようとしたが
ヘッジファンドのカラ売り攻勢に耐えられず結局変動相場に移行
ベトナムの外貨準備では同様な状況に陥るだろう
(2)は中国やマレーシアのケースに近い
ベトナムでやれるとしたらこのケースだがドイモイ政策を捨てることになる
自由という錯覚からそのうち覚醒する時が来るだろうね
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