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バカボン 2012年02月12日 07:46
まあー、日系であれ5星であれ、何であれホテルで働いているのは、現地の人達であるわけだから、その中には、よからぬ人が必ずいるものです。
この点を、心しておくべきでしょう。

セーフティボックスでの盗難もけしからぬ事ですが、それよりも、はるかに被害が大きくなる可能性のある、とんでもないシステムを採用していた、
日系5星ホテルでの経験を紹介します。 
(十数年前の事で今は、そのシステムを継続しているのかわかりませんので、敢えて過去形にしました。)

一泊の予約で、チェックインした際、ホテルの決まりだから、デポジットとしてクレジットカードをチェックアウトまで預かると言う要求でした。
ご存じの方も多いと思いますが、ホテルであれ誰であれ、カードを預けると言う事は、スキミングされる危険が発生するわけで、カードホルダーとしては、
絶対に許してはならい事なのですが、ホテル側は、それを知った上かどうかわかりませんが、頑として譲らないので、大げんかになりました。

ホテルを信用できないのか? こんな事を要求するホテルが信用できるわけないだろうの応酬となり、最終的に勢いで、カード会社に連絡して
OKしてくれたら預けると言ったら、そこまで言うのなら、預けなくても良いと言う事になった次第です。
もしその時、カード会社に連絡していたら、ホテルはカード会社から大目玉を食らっていただろうし、最悪の場合、取引停止になっていたでしょう。

この様なけしからん5星ホテルもあると言う事を理解願えればと思います。

ちなみに、当時は、日本のカード業界がかかるスキミングで被る被害額は、年間で600-800億円に上り、大問題になっていました。
その様な経験から、スキミング防止策として、最近ではカードにICティップを埋め込んだり、本人確認をサインだけでなく、暗唱番号制を採用していますね。

スキミングは、何もホテルに限らず、レストラン、商店など、カードを取り扱う所では可能な訳ですから、カードを渡したら、カードから目を離さない様に
しましょう。 くれぐれも、カードの取り扱いにはご注意を!

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