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キシ 2006年07月26日 21:28
『ホーチミンには愛人がいて、しかも子供まで作っていた って話を
聞いたことがありますれす。
英雄伝説には必ず後からその類の噂が出てくるのれしょうが
その辺りのことをキシさんにおききするのは失礼にあたるかな〜』

別に失礼じゃないよ。生活倶楽部ではこのような話題は以前普通に議論されていた。
ホーチミンは彼の経歴上フランス共産党そしてコミンテルンに参加したんだけど、その時の面接でレホンフォンと言う女性は『私はグエンアイクオックの妻です』と証言している記録がある。

また、ホーチミンが香港で国民党に捕まった時にイギリスの記録に無い弁護士が釈放してくれたとか自伝にあるからグエンアイクオックとホーチミンは別人ではないか?って話があるんだよね。グエンアイクオック時代のフランスでホーチミンに出会ったのはフランス文学者小松清。彼はフランス時代のグエンアイクオックの生活状況を知っている唯一の日本人。その後、ベトナムに会いに行ったときにあれだけ流暢だったフランス語を話さなかったらしい。これは別人説の日本側の疑惑になっている。

考えてみればソ連が影響を及ぼした国の元首ってインチキ話多いんだよな。金日成なんていい例でしょ。対日本に長年ゲリラ闘争していたトップがあんな若いわけ無いだろうってぐらい普通に考えれば分るようなインチキ経歴が多い。

でも、これはその当時の歴史上最悪な毛沢東、レーニンの影響でそんな経歴を偽装しなきゃいけなかったって状況もあったんだろうなって思うよ。でもベトナム戦争のホーチミンの働きを決定的に批判できる要素は、俺は見つけられないな。戦時の指導者としては凄いと思う。

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