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今はカントーの方に橋ができたので、そちらから廻った方が早いのかもしれませんが、私が1年半ほど前にロンスィンに行った時は、カオランという街でフェリーに乗り、ロンスィンの手前でまたフェリーに乗り、とフェリーに2度乗ってたどり着きました。
カオランに行く途中では、国道の路肩をニワトリ、あひる、犬、幼児が並んで元気に歩き回っている光景に出くわし、地上の天国に迷い込んだような気持ちになったのを覚えています。
カオランでは、夕方の下校時だったので、白、水色、ピンクと学校ごとに異なる色のアオザイを着て自転車で走る女子高生の一団に何度も遭遇し、本物の天国もかくやと思われました。
カオランからのフェリーが着く頃には日もとっぷりと暮れて、道路の周辺以外は真っ暗な道をひた走り、かなり心細い思いをしてようやく乗った二度目のフェリーで渡るメコン河も茫洋として静かに広く、寂寞感がこみ上げ来る程でしたが、それだけにロンスィンの大都会が闇の中に忽然と現れた時の感慨もひとしおでした。
個人的な思い出ですが、今でも「カメラを持っていけばよかったな」と何度も思う旅だったので、紹介させていただきました。
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