違反報告

その中央駅でのことをなつかしく思い出したので、バンコクの話で恐縮なのですが、以下にその時間つぶしを書きます。

夜があける。近くの川べりの鉄道警察の所属の小さな公園で午前中を過ごす。ヒッピーみたいな、ホームレス見たいのが数人いたけど、ここなら安全だ。向かいの食い物やで女の子が忙しげに働いている。その後を犬二匹が付いてまわる。数十メートル下流で女がおしっこをしていた。それは昔の日本にもふつうにあったからおれには珍奇でない。ふと気が付くとアロハ シャツみたいなのを着た目のきつい中年のおっさんが眼前に立っている。「なんとかかんとか」としゃべっている。
おれ：「英語で頼む」と返答。
けど、彼は英語で話しかけたつもりだったようだ。言葉はお互いが不得手なのがいい。気楽にしゃべれる。それでたいてい意思はつうじる。
彼：「おれは鉄道警察の刑事だ。あのホールであんたが荷物から離れた無用心を注意した男だ」。
おれ：「ああそうか、おもいだした。ペットボトルでつつっいてくれた。あのときは、おれは直ぐにあんたは警察だとおもったよ。あのときはありがとう。」
彼:「どこへ行くのか？」
おれ：（そう聞かれるのは好きでないのでわざと曲解する）「おれ？おれはここにいるじゃない」。
彼：（＠*+？、怪しいやつでないようだ）。
だまって去っていった。そんなことをして一日を消化した。

窮乏生活はもう一日ある。空港でなのだけど、またにしますね。