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ベト婚 2005年12月31日 23:30
まだオープン2週間の花蝶に行ってきました。場所はマンダリンの前あたり。

選んだコースは「月」。75ドル。
そう気安く食べられる値段ではありませんが、仕事納めということで気張りました。
マグロを使った先付、椎茸料理、イカの塩辛、蟹と卵の混ぜ合わせといった前菜。

椎茸が嫌いという連れ(ベトナム人)が凄くおいしいと言って食べていました。
一品一品味わいながら食べているようで、急いで食べる私は窘められました。

グルメ番組のタレントのような上手い表現は出来ませんが、
ホーチミンではこれ以上のものを出せる日本料理屋は無いでしょう。

続いて寿司でした。ハマチとサケとイカです。
どれも美味しかったのですが、特にイカは非常に細かく
包丁が入れてあってとても食べやすかったです。

次は魚料理とのことでしたが、伊勢海老のマヨネーズチーズ焼きでした。
これは連れが驚くほどの美味しさでした。目の前で焼いてそのままでできますから、本当の作り立てです。
いちおう紅葉おろし醤油などが出てくるのですが、そのまま食べても絶品。

さてお待ちかね、メインです。神戸牛のフィレです。霜降りです。
「月」コースの場合はサービスということで焼く前に刺身を頂きました。
私は「美味しんぼ」という漫画で、牛の脂はマグロと違って
口の中で溶けないから駄目だと描かれているのを信じていたのですが、
嘘です。ちゃんと溶けます。とろけます。旨かった。

そして焼かれた神戸牛ですが、どちらかというと想像していた通りの味でした。
もちろんとても美味しいのです。柔らかくて肉汁がほとばしるって感じでした。
ですが、その前の海老が凄かったので、印象が薄れているかもしれません。

随分引っ張りましたが、後はご飯とお椀、デザートです。
どれもこれもおいしかったのですが、ここまででお腹いっぱい。
味わうというよりも、ここまでの料理に感謝するという気持ちで食べつくしました。ふー。
思い出すだけでお腹が張ります。

料理の話だけしてきましたが、ここの料理長は銀座店の料理長だそうです。
とても気さくに私たちに話しかけてきて下さいました。面白い話も聞かせて頂きました。
連れの印象ですが、ホーチミンのとある老舗の日本料理屋のマスターは
話は面白いけど、何となく信用できない。
でもここの料理長はとても素敵な人だと言っていました。

でも私は連れに言いたい。その某老舗マスターは、
信用ならないベトナム社会に長いこといるからそうなったんだよと。

話が反れましたが、ここは一杯3ドルのグラスビールに我慢できる経済力があればお奨めです。
私は経済力が無いのでハレの日くらいです。連れ曰く、「ここは後で日本人ビジネスマンで一杯だね。」
そうなって欲しいような、そうなると入り辛いので困るというような、そんな気持ちです。

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