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rikki 2002年09月21日 12:54
 さっき放送してた「虎乃門」、私は井筒監督が好きで欠かさず見ているのですが…。今日の司会はトルシエの通訳をされていたフローラン・ダバティ氏でした。

 トピのタイトル通り講義なさったんですが、日本には本当のベトナム料理がないということ、ベトナム料理は世界一不健康な料理だということを主張していたようでした。途中でタイムアップだったので、私が読み取れていないかもしれません。

 ハノイにはまぼろしの Pho Taiがあり、スープは48時間いや100時間以上牛骨を煮込んでつくられる。しかし日本のベトナム料理屋のスープは薄い。また牛肉のカルパッチョみたいな薄切りの半生の肉とハーブ(コリアンダー、ミント)がたっぷりのっているのだが、日本のものは肉は硬いし少しだし、コリアンダー、ミントが入っていなかったりハーブはちょっとしかのっていないもやしもほんのちょっとだけ。

 サイゴンの代表的な料理といえばGoi Cuonだが、これがなぜ不健康かというと…この生春巻きに欠かせないものといえばひとつは豚のばら肉、これは脂がのっているので美味しい、是非使っていただきたい。それとエビこれは本場では腐れかけを使う、これにハーブが混ざって絶妙なうまさがでると。日本ではこの腐れたエビとコリアンダーの絶妙な味を出してくれるところが無い。

 ダバティ氏は「東京中のお店全部回ったが本物には出会えなかった。ベトナム大使館まで行って聞いて静岡にまで探しに行ったがなかった」そうなのですが、私としては、同感できるところもあるのですが、そうかなーというところもありました。

 で、詳しい方に質問なんですが、「フォーのスープは48時間いや100時間以上牛骨を煮込んでつくられる。」と「生春巻きのエビは腐れかけを使う」というのは、一般的なんでしょうか?

 ハノイの幻のフォーていってたけど、ハノイのフォーってモヤシいれないような気がするけどなあ、とかハノイ出身の料理人にPho Bo ChinじゃなくてPho Bo Tai作ってって頼んでみたらよかったんじゃ?と思ってしまいました。腐れたエビは日本では使えないですよね。牛骨のスープも今の日本じゃ厳しいですよね。

 日本で手に入る食材、日本人の味の好み、その他コストの問題などが関わるので限界あるんじゃないかなと思いました。
それとダバティ氏の求めている味はフランスの13区にあるとかいうベトナム料理屋の味なのでは?と思ってしまいました。
でもこの番組好きだし、ダバティ氏の司会ぶりはなかなかよかったと思います。

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