• このエントリーをはてなブックマークに追加

次のメッセージを不適切な投稿として報告します。
不適切だとする理由を選択の上、送信するボタンをクリックしてください。

千登勢 2005年03月12日 05:05
いつものこのサイトでいろいろ情報収集をさせていただいて、とても助かっています。

お礼になればと思い、先月のベトナム旅行中にホーチミンとハノイの
KhaiSilkへ行った際の感想・体験を書かせていただきます。

ホーチミンのKhai Silkは今はドンコイ通りに2店あり、どちらも高級な店構え、
お値段も店構えに比例して高額、そして店員さんもそれに伴い少々高飛車。

ひっきりなしにお客が来て忙しいから仕方がないのかな、それにやっぱり
デザインがいいから・・・と我慢しておりましたが、ハノイへ行って驚きました。

別名シルクロードのハンガイ通りにあるKhai Silkも混んでいるのですが、店員さんは
全体的におっとりのんびり。本当に同じKhai Silkなのかしら、と一瞬とまどうほど。

ホーチミンだったら、ゆっくり見ていたくても店員さんの
「買うの?買わないの?はやく決めてよ。」とばかりの無言の
プレッシャーを感じるところですがハノイではぜんぜんありませんでした。

そして、デザイン数もホーチミンより多かったので
ゆっくりじっくりみることができました。

値段表示はホーチミンはUS$,ハノイはベトナムドンなのでUS$だったらいくら?と
店員さんに確認しなければいけない点が少々面倒でしたが、
ふと気がつくと同じデザインのものがホーチミンより少しずつ安い!

たとえば携帯電話ケース、ホーチミンでは7ドルがハノイでは5ドル。
ジャケット類は平均で10ドルほど安い。。ハノイが思ったよりも寒かったせいと、
安さに舞い上がってジャケットを一枚買ってしまいました。

こうしてハノイのKhai SIlkを気に入った私は、
戻ったホーチミン店で痛い目にあいました。
ハノイへ出発する前に買ったキルティング仕立てのジャケット、Mサイズでも
少々大きめだったので、「左右を2cmずつ詰めて細くして」とお願いしたのですが、
出来上がりはどうみても10cmは細くなって、腕も上がらないほど。

最初は私の指示が悪かったから仕方ない、これを買い取れ、という店員さんにレシートを
みせながら説明してあさってホーチミン発なのでぴったりサイズに作る時間はないだろうから、
既製Mサイズの同じ色のジャケットでいいから探して、とお願いしました。

ホーチミン・ハノイの全店に聞いてみる、その結果をホテルに電話するといわれて
店を出たのですが、結局その日に電話はなく、翌日出向いて確認したところ、
どこのお店にもMサイズはなく、ハノイで急ぎ作って郵送する、
明日(出発日)の午前中には必ず到着すると言われ、信じて待つことにしました。

しかし、出発日のお昼になっても届かず、ハノイに再確認した店員さんから、
到着は午後6時ごろだと思う、でもあなたの出発(7時)には間に合うでしょ、
チェックアウトしてからここに取りに来ればいいじゃない、これは私の責任ではない、
とまたしても高飛車に言われたので、さすがに切れかかりました。

マネージャーと話したい、今日5時までに到着しなかったらキャンセルする、と強く言った結果、
初めて謝られ、結局5時直前に「到着しました」の電話連絡があり、間一髪で受け取り成功。
スリル満点の最終日となりましたが、最後に欲しかったジャケットを手に入れられて幸せでした。

それぞれの店員さんに悪気はないと思うのですが、午前と午後の2シフト勤務のせいや、
「他の人がしたことは私の責任じゃない」という意識があるために、
連絡がうまくいっていなかったようです。

念のために、毎回話した人の名刺をもらっておいてよかった、と思いました。
みなさんもちょっとしたお直しを含め、何か依頼したときには担当した人の名前を
レシートに書いてもらう、もしくは名刺をもらって、もしものトラブルに備えてくださいね。

問題があったお話を書いてしまいましたが、
Khai Silkだけが特別に対応が悪いわけではないと思います。
これはベトナムのどこでもありえることなのでしょう。

こちらがそのあたりを心得て、トラブルに備えておくしかないのでしょうね。
そしていろいろあっても、私はKhai Silkのデザインはやっぱり好きです。
高飛車な店員さんにまた痛い目にあわされちゃうかも、と思いつつまた行きたいです。

報告の理由