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sho 2004年05月12日 09:07
GWに1週間ホーチミンに滞在したのですが、その間の最大のトラブルはやはりシクロでした。

ベンタイン市場からの帰り、疲れたのでシェラトンホテルまでタクシーに乗ろうとしていたところ、
「(2人で)3ドルずつ」などと言って2台のシクロが近づいてきました。

ガイドブックを読んでトラブルが多いことは承知していましたし、
タクシーに乗れば滞在先のシェラトンホテルまで12000ドン程度で行けることも分かっていたので、
なにもわざわざシクロに乗る必要もないと思い無視していたのですが、
しつこくついてくるし、また、だんだん値段が下がってきて最後には「5000ドンずつ」となったので、
おもわず「おっ!?」と心惹かれ、乗ることにしてしまいました。

もちろん、乗る前には「絶対5000ドンだな」「シェラトンホテルまでだな」と何度も確認しましたが・・・。
ご想像のとおり、やはり、ホテルの1ブロック手前で
「ここから先はワンウェイだから入れない」といって降ろされ
(これは本当のことかもしれませんが。よく分かりません)、
「ひとり5万ドンだ」と言われました。あー、やっぱり・・・。

その後は、5万ドンだ、いや5000ドンと言った、じゃあ5ドルよこせ、5000ドンって言っただろ嘘つき!、
などと、シクロドライバー2人と私たちで怒鳴りあいの押し問答が続き(全て英語)、
でも、こちらも意地になって絶対払いませんでした。

警察に行こう、じゃあ行くから乗れ、乗るのはいやだ、などという話にもなったのですが、
ホテルに行ってコンシェルジェの力も借りて解決することにして
シクロドライバーを連れてホテルに向かいました。

シクロドライバーも、「ホテルもどこでも行ったろやないか」
(ただし片言の英語)と言ってついてきました。

ホテルでコンシェルジェも交えてしばらく言い合いをしましたが、
埒があかないのでこちらの主張どおりの1万ドンをコンシェルジェに渡して
さっさと部屋に引っ込みこの件はけりがつきました。

シクロには乗らないに越したことがない、というのが結論ですが、仮に乗ってもめた場合には、
身体に危険が及びそうな場合などは別としても、あくまでも約束
(これもりっぱな「契約」です)に従った金額以外は支払わないという
原則論を守ることが大事だと思います。

それが、旅行者全体のためだし、なにより、
いやな思いが残ってしまうという後遺症が軽くてすみます。

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