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美子 2001年02月21日 00:59
過去にも2回、マレーシア人によるカード賭博詐欺について書きましたが、相変わらず被害に遭っている日本人があとを絶たないため、また書きます。
手口は以下のとおりです。

?マレーシア人(最近はタイ人、シンガポール人、フィリピン人と名乗ることが多い)が、「日本語を勉強しているので教えてほしい」「日本からの手紙を訳してほしい」などと英語で話しかけてくる。話し掛けてくるのは若い女性か、若い男女のペア。(身なりはいい)
?親しくなると、「家に遊びに来ないか」と誘い、タクシーで「自分の家」と称するところに連れて行かれる。(結構立派な家) もちろん、家にいる「家族」もみんなグル。
?そのうち「カードゲームをやろう」ということになり、ブラックジャックのやり方を教えられる。
?「金持ちがくるから、一緒にお金を巻き上げよう」などと持ち掛けられ、トリックを教えられる。(もちろん金持ちもグル)
?ゲームが始まると最初は面白いように勝つ。途中で「もっと大きい賭けをしよう」と、ホテルに現金やカードを取りに帰されることもある。
?そのうち、負けるようになり、「相手におまえのせいでトリックがばれた」などと言い掛かりをつけられて、ゲームが突然中断される。
?法外な金額を要求され、持っていないと銀行に連れて行かれてキャッシングさせられる。

先週の滞在で、1日に何度も、マレーシア人と親しく話している日本人に遭遇しましたし、一緒にタクシーに乗り込むところや、マレーシア人に腕をつかまれて銀行から出てくるシーンも目撃しました。被害額は半端ではなく、数千ドルから数万ドル巻き上げられた人もいるようです。ベトナム人の彼は「何度も注意したけれど、日本人はマレーシア人の言うことは信じても、ベトナム人である僕の言うことはなかなか信じてくれない」と嘆いていました。
手は詐欺のプロですから、「自分はひっかかりっこない」と思っていても、巧みに近づいてきてだまします。みなさん、十分気をつけて下さい。

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