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美子 2002年02月15日 20:56
ホーチミン市に住んで初めてのテトをすごしました。

こちらにすむ日本人はみんなテトは帰国、もしくは海外へでてしまうし、
「ベトナムのテトは外国人にとっては最悪だよ〜」と言われていたので、
「とにかく食料だけは確保しなければ」とガスコンロまで買いこんでおいたのですが、
そんなものを利用するまもなく、楽しめました。

今回過ごしてみて思ったのは、旅行者にとっては意外と
テト前からテトにかけての時期は楽しめるかも、ということ。
まず、テトが近づくにつれて、街は活気を帯びてきて、
交通量も増え、ベトナムらしい喧騒につつまれるからです。

路上には衣料品の露天がずらりとならび、
こういうところは観光客なれしてないですから、ふっかけられる心配もない。
また、大晦日の前日はベンタン市場なども夜11時までやっていたりします。
(値段は普段の価格よりかなり高いですが)

大晦日はたいていのお店は午前中で店を閉めてしまいますが、
一気にバイクの交通量がへってひっそりとした感じがまた、おもしろい。
そして夜になるとまた一気にバイクの洪水。サイゴン川で花火があがるからです。

サイゴン川沿いのホテルに陣取って、花火とバイクの洪水の
高みの見物というのも面白そう。獅子舞も大晦日の夜からあちこちでみられます。
そして、年が明けてから地方の観光地に行くと、平日訪れても観光客にはあまりお目にかからず、
閑散としていて拍子抜けしちゃったりしますが、テトは人がわさわざいます。

ダムセン公園などの施設は、テト料金で高いけれど、平日にいっても
閑散としていてつまらないので、こういった特別の日に行くのが面白いかと思います。

今回私はファンティエット、ムイネーにいってきましたが、前回訪れたときは
砂丘にも浜にも人っ子一人いない状態だったのに、泳いだり砂丘で戯れる
人々の姿があって、通りでもカードゲームで賭けをしてもりあがってる人々がいて、
(正月3が日だけ賭けごとが解禁になり、子供もお年玉をつぎこみます)なかなか楽しいですよ。

ホテルも、観光客の割に乱立気味なので、とまりはぐれる心配はないです。
料金は通常10万ドンでとまれるバンガローが20万ドン、
25万ドンのコテージが40万ドンと割高ではありましたが。

ということで、テトは買い物目当てにくるには、お目当ての雑貨屋さんがしまってたり、
品揃えが悪かったり、普段と比較すると物騒だったり、交通量が多かったり、
価格が高かったりと、マイナスのことも多いですが、楽しめることもいろいろありますよ。

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