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８月初旬、２度目の訪越でハノイに行ってきました。

チャンティエンプラザで買い物中、妻の体調が急に悪くなってしまい、
トイレの前で倒れてしまいました。
私が「旅の指差し会話帳」を片手に困っていたら、ここのオフィスから
ベトナム人男性のＨさんが声を掛けてきてくれ、彼のオフィスで休ませてもらいました。
彼は少し日本語が話せ、ベトナム語と英語、日本語を交えて妻が休んでいる間、いろいろ話をしていました。
彼はこのチャンティエンプラザのマネージメントオフィスに勤める方で
３年前まで日本で３年間暮らしていた事もあるそうです。
そんな話をしているうちにオフィスの仲間たちが集まってきて、いろんな話をしました。
ある一人は、わざわざ自分のロッカーまで塗り薬を取りに行ってくれ、
「これは効くぞ！すぐによくなるよ！」と、差し出してくれました。
１時間半位休み、お陰で妻はすっかり良くなりました。

「明日一緒にランチをしないか？」と誘われ、ご一緒する事に。
おまけに、彼と彼の部下のバイクで私たちをホテルまで送ってくれました。夜のハノイをモトバイで走るのはとても気持ちが良かった♪

翌日の昼、Ｈさんは車でホテルまで迎えに来てくれました。
助手席には彼の友達のＴさんがいました。
Ｔさんの奥さんはベトナム航空のＣＡだそうです。
「Ｐｈｏ２４」でランチをしました。
お会計の時、Ｈさんが払おうとしたので、私はすかさず、
「僕が払うよ！昨日のお礼です！」といってご馳走させていただきました。
それから、私が「チュンビロンを食べたい！」という話をしていたので
路上食堂に連れて行ってくれました。ここでもＨさんは支払いをしようとしたので、私が払おうとしましたが彼は、「僕からのプレゼントだよ」といい、ご馳走してくれました。

次に彼はビアホイに連れて行ってくれ、ビールや犬肉をご馳走してくれました。
彼のお陰で、日本人だけでは中々体験できない事を経験する事ができました。
Ｈさんはこの後仕事があるというので夜、再度彼のオフィスにお別れの挨拶に行く約束をして別れました。（翌日の朝、帰国でしたので）

夜、彼のオフィスを訪ねると「今から僕の婚約者を紹介するよ」といい
私たちをカフェに連れて行ってくれました。
ビールを飲みながら、彼が来月結婚する事など夜更けまで楽しく過ごしました。ここでも彼はご馳走してくれました。
お互いのE-mailアドレスを交換し、再会の約束をし別れました。

ベトナム人というと、ボッタくるイメージが強かったのですが、
仲良くなると、こんなにも良くしてくれるんだ！、と感動しました！
あとから知ったのですが、私たちを迎えにきた時の車。レンタカーだったそうです。私たちをもてなすために、彼はわざわざレンタカーまで借りてくれたんです！そんな彼の親切に涙が出ました。

先日、メールでお礼と一緒に撮った写真を送り、彼からも返事が来ました。彼のメッセージの中には「私たち夫婦の事が大好きです。」とありました。私たちもあなた達が大好きです！！

海外旅行が好きな私たち夫婦。「いつか現地の友達が欲しいね」とずっと思っていました。今回、大好きなベトナムで、最高の友達ができました。
来年も必ずハノイを訪れ、彼に再会する事を決めました。