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ベトナム人が日本に来るのは本当に大変ですよ。努力でどうにかなるのかなーと思うくらい。
2年前ですが、バイト先の社長がハノイで世話になった日本語ぺらぺらのベトナム人青年を日本に呼ぶとき、身元引受人の書類(とても細かく記入する書類)をかかされるのはもちろん、会社登記簿やら会社の売り上げ(だったか税金の支払い証明書だったか)、すっごくたくさんの公的な書類を書き、法務省管轄のどこだかも行ってと、たかだか1週間の滞在に、大変な労力をさいていました。(書類には毎日何をするか、何時間一緒にいるかとか、「そんなの到着してみなきゃわかんねーよ」というようなことまで、細かく記入しなければなりませんでした。小学生の夏休みの予定表みたいです)。申請がおりるまでも結構な時間がかかります。
しかも到着当日は空港まで出迎えなければなりませんでした。
「観光」で呼ぶより「仕事の研修」扱いの方が出国しやすいとの考えから、こうした手続きになったのですが。

その青年はハノイで店を経営し(ちゃんとした店ですよ)、車も自宅も持ち、というお金持ちです。彼は結構な額の残高証明を提出したそうですが、この意味は「これだけたくさんの貯金があるので日本に行くのは出稼ぎではありませんし、この貯金があるからベトナムに戻ります」的なものだそうです。
政府関係の家族なんかだと、出国審査はもっとゆるいそうです。