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洗練された焼肉屋さんというものを目指している店だと思います。
ソファーとパーティションがラウンジ風。BGMは ヒット曲をビッグバンドにアレンジしたもの。このセッティングと 焼肉という下世話な食べものとのミスマッチが魅力で、対象顧客は在住の恋人同士、女性同士、会社帰りのサラリーマン、という気がします。少人数なら接待にも使えます。炭火焼きであるにもかかわらず、煙や油の匂いがしないので、女性が入り易いのではないかな。 (今はどこの焼肉屋さんもそうなのでしょうか?)
食べたのは、タン塩、カルビ、ロース、レバー、キムチ盛り合わせ、ナムル盛り合わせと冷麺でした。牛肉はいずれも柔らかく美味しい(USビーフ)、タレもOK, ,細かく刻んだニンニクがテーブルに載っているのもよかった。キムチ、ナムルは日本人向けに穏やかな味、オイキムチが特に美味しいように感じました。
冷麺は小丼ぶりといった大きさに入っているので締めには最適。味はピョンピョン舎と区別つかず。
切り盛りしている女性はベトナム人ですが、日本語が上手。珍しいので高いドイツ・ビールを頼もうとしたら、もっと安いビールを勧められたりといった顧客本位のところと、「日本語どこで習ったの?」「ベッドで」といった軽妙なところが人気なのではないかと思います。頼まないのに網をこまめに替えてくれるのも嬉しかった。
SEOUL HOUSEと比べてどちらが旨いか?というと迷いますが、コンセプトが違う店なので状況により使い分ければよいと思います。