『レベル低い空港職員』のコメント No.28
ベトナムの空港の手続き特にチェックインカウンターは手際が悪いです、エコノミークラスなど黙って並んでいると乗り遅れる可能性も有ります、頑張って欲しいものです。私の経験からですと標準的国際空港ですと、遅いチェックインでは有りますが、45分前チェックインでも他人の迷惑にはならないかと思います。私事の日本の話ですが以前、東関東自動車道の事故渋滞で空港リムジンバスが1時間遅れ、出発20分前に成田でVNチェックインさせてもらったことが有ります(当然電話しましたが)。それでも出発5分前には機上に着席しました、そういう見事なお助けチームプレーは、セクト主義のベトナムの空港で能力的にも期待するのは難しいですし、日本が特例なのでしょう。が、そんなことも含め、“工業化、現代化”を標榜するベトナムには頑張ってもらいたいものです。仕事でベトナムに10年ほど居りますが、そもそも“現代化”とは何ぞや?簡単で難しいことです、能力のある人間がそれに相応しいポジションに着く、当たり前のようですが、人間社会の歴史は普通にしておくと、争いのない秩序を築きたがるようです、なぜ徳川の治世が260年もの平和を築いたのか?身分を固定化し階級社会を作ることもその秘訣かも知れません。結局幕末に無能で無駄飯食いな侍ばかりを抱えた徳川幕府はあっけなく滅び、能力主義の市民社会国民国家を築いた欧米に伍するため四民平等を打ち出した明治太政官政府に引き継がれるわけです。政治には全く興味ありませんがこの国の共産党の上の人たちはかなり優秀です。そういう意味でも時としてアホな役人がいたりする封建的な行政システムも一部残っていますが、結構期待が持てるのではないでしょうか。
司馬遼太郎は35年前にベトナムの商品流通経済を江戸時代前期以前と酷評しています。確かに北前船に代表される日本の江戸時代後期の商品流通経済はかなりレベルが高いです。前駐越日本大使はベトナムで裾野産業育成を目指して頑張っておられていましたが、ハードを造るのは簡単ですが人々のソフトを変革していくのは中々難しいようです。
司馬遼太郎は35年前にベトナムの商品流通経済を江戸時代前期以前と酷評しています。確かに北前船に代表される日本の江戸時代後期の商品流通経済はかなりレベルが高いです。前駐越日本大使はベトナムで裾野産業育成を目指して頑張っておられていましたが、ハードを造るのは簡単ですが人々のソフトを変革していくのは中々難しいようです。