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ワインのリストが豊富です。料理はコース料理とアラカルト、最初は例に漏れずバカ高いコース料理を勧められます。
が、アラカルトでの注文も可能です。値段の詳細は覚えてませんが、ワイン(オーストラリアワインのいいのがそろってます)
料理がアラカルトで5〜60$、ワインはものによりますが、料理と同じくらいの値段のものをたのんだとして
だいたい100$/人かな・・・・ほかのフレンチレストランとくらべても、ちと高いです。でも、フレンチで
一番大事な「ソース」の味はほかのどの店よりもフレンチらしいと思います。量とかざり付けの面でも他店と
比較しても一番フレンチらしいのではないでしょうか?!

前述されておられる「ル・カプリス」ですが、日本で考えておられる「フレンチ」とは、ちょっと違うでしょうね。
オーナーやシェフ共、オージーですので万事大雑把(味、サービス共)の感じが否めません。大衆フレンチの味ですね。
ただし、コストパフォーマンスはかなり高いと思います。

「ル・ボルドー」もおいしいのはおいしいです。特にいつ行ってもスープの味は絶妙ですね。英語の達者な男前のギャルソンが
お相手をしてくれます。でも、フレンチと言いながら、肉や魚の味は大雑把に感じます。これじゃ塩と胡椒だけで食ったほうが
いいんじゃないかってのがたまにありますよ。
量もフレンチの量じゃなく、アメリカンの量で、腹バンバンになっちゃいます。ちょっと繊細さに欠けるな〜・・・

ま、なんにしても、日本で食べてる「銀座マキシム」「ニューオータニ、トゥールダルジャン」大阪では「ラ・ベ」や
「シャンボール」かな・・・・なんかと比べたりしたら絶対ダメですよ。「似て否なるもの」と言う表現が当てはまる
と思います。でもそこはそれ、コストパフォーマンスを意識しながら楽しんでください。ベトナムでの食道楽の
楽しみ方第一歩は「コストパフォーマンス」です。「そこそこの味」を「こんな値段」で、(ただし、日本人にとって、です。
現地の人にとればとんでもなく高い食い物ですが・・・・)と言う楽しみ方をしてください。幸運を祈ります。