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12月28日の夜10時過ぎに日本からノイバイ空港に到着し、荷物が出るまで時間が掛かって、11時過ぎに空港を出ると、正規タクシーは全て予約有りで、渋々白タクを使う羽目になってしまいました。どの白タクも正規料金15ドルのところ20ドルで客を募っていましたが、拒絶して他をあたっていると、近くにいた日本人観光客と相乗りで、15ドルという運転手が現れました。人数が多ければ、ぼったくり相手でも勝てるだろうと思い、一緒に利用する事にしました。そうしたら、案の定、空港からの道のゲートを出る時に金が必要だと言って来ました。その手は食わぬと一喝すると運転手はゲートを出ましたが、今度は、降りろという素振りを見せました。そこでもう一喝すると大人しく走りだしましたが、とてもいやな運転手でした。丁度この夜は、ベトナムが東南アジアカップサッカーで優勝した日で、市内中で国旗を持った若者がバイクに乗ってはしゃいでいた日です。運転手もその光景を見てはしゃぎ出し、カーCDのボリュームを目一杯上げてロックを鳴らし始めました。やかましいと!と私がボリュームを下げると反抗してまた上げ、ホテルへ着くまでの間、ボリュームの争奪戦をやりました。
 私のホテルへ着くと、道が込んでいるからと言って他の客の送りを拒否し、乗る前に約束していた、領収書も発行できないと言い出しました。話が硬直して、らちがあかないので、こちらは最初の約束どおり15ドルをきっちり払いましたが、最後に「チップはないのか?」の一言をくらいました。もちろん拒否しましたが、このあつかましさが凄いでしょう?この日、あらためて、ベトナム人の凄さを見せつけられました。
 白タクにはくれぐれもご注意を!ぼったくりに負ける訳にはいきませんが、あまり責めすぎると反撃にあうかもしれませんので、身の安全を第一に考えて下さい。

 これまた、ご参考まで。