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<失踪者の証言1>
建設会社で技能実習中だったベトナム人のフンさんは、家族を助けるためにに来日。仕事中は、「バカ」「アホ」「ベトナムに帰れ」という暴言を受けていたそうです。また、ヘルメットや角材で殴られるだけでなく、安全靴で蹴られるという暴行を受け、負傷したことも。休日は社長に私用の雑用もやらされていました。当然、休日はほとんどなく、給料は15日分程度しかもらえなかったといいます。結局フンさんは技能実習中だった友人に相談し、「失踪」を決意。その後は、不法就労に従事しました。皮肉なことに、技能実習より不法就労の方がお金を稼げたそうですが、数カ月毎に職を転々としているそう。不法就労では銀行口座もつくれず、保険にも入れないので危険な仕事は続けられないのが現実です。

〈失踪者の証言2〉
実習先は名古屋市の建設現場で、足場を組む仕事だった。月給14万円と聞いていたが、1日14時間働いてもらえたのは約6万4千円。「このままでは借金が返せない」と焦り、3カ月で失踪した。

 ホテルの客室清掃、農家、梱包(こんぽう)などの仕事の転々としながら3年ほど働いたが、19年3月、千葉県のアパートで風呂に入ろうとした時、脳梗塞(こうそく)で倒れた。一緒に住んでいた失踪仲間がタクシーで病院に運び手術したが、半身不随になった。保険はなく、治療費は約880万円に上った。募金で集まった48万円を支払うのが精いっぱいだった。その年の6月に帰国した。

これらの証言は他にも数多くある。
失踪したベトナム人は他人に成り済まし、他人の就労ビザが切れる節目で、職場を数ヵ月単位の短い期間で転々としている。

マイナカードでも失踪したベトナム人が、他人のマイナナンバーで他人に成り済まし、同じように転々と転職を繰り返しながら、不法就労を繰り返すという日本の現実は、今までと変わらないと思うよ。

マイナカードは、行政手続きを円滑にするのが一番の目的。
誰かさんが言うような国民を一括管理する目的で作られたものではないからね。【個人情報の一括管理は、個人情報保護法違反やプライバシーの侵害とは表裏一体だから、マイナンバーカードを発案、取扱いしている人達は、個人情報には細心の注意を払い、個人情報保護法の強化もされている。】