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あげないとね!

ブログに悪意の書き込みが集中して閉鎖に追い込まれたりする問題で、
ブログを攻撃した17〜45歳の男女18人について、
名誉棄損容疑で刑事責任を追及することを決めた。事実無根の書き込みが繰り返されたという。
匿名を背景にエスカレートするネット世界の“暴力”に歯止めをかける狙いがある。

警視庁関係者によると、18人は大阪府高槻市の国立大職員の男(45)、千葉県松戸市の男(35)、札幌市の女子高校生(17)ら。
すでに自宅などを捜索してパソコンや携帯電話のデータを押収、近く同容疑で書類送検する。

 男性のブログは中傷を消しても消しても、後から書き込まれる状態が続き、昨年4月、
男性はブログを書き込み禁止にするとともに、「名誉が著しく傷つき、重大な支障が生じた」
として、中野署に被害届を提出した。

 警視庁で通信記録を調べたところ、数十人が書き込みをしており、
その中から執拗(しつよう)に悪質な書き込みを繰り返していた18人を特定した。

 ネット上での中傷被害は年々増加しており、警察庁によると、
全国の警察への被害相談件数は07年、過去最高の8871件。
08年も上半期だけで5482件に上っている。