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ベトナム航空を含めてベトナムのサービス・流通業の接客スタッフは顧客のことを犬や猫のように扱います。さすがに客室乗務員だけは就業前の教育は他よりも充実しているので多少ましかというところです。私はベトナムに20年住んでいますが、これは以前とほとんど変わっていません。その理由は
 1 ベトナム人のリーダーは36年前までジャングルで鉄砲を撃っていた人たち
 で、サービスがどういうものかの認識はまるでありません。また、現在最前線で
 顧客サービスにあたる人々はつい最近まで畑や田んぼを耕して生活していた
 人びとで、きれいな制服に身を包んでいますが、内実はまだ農民のままです。
 2、十分なトレーニングを施されずに接客業務に携わっているために彼らの
 接して見てきた国営企業のサービスをまねしているだけです。だいたいみな素
 人が社会の最前線で仕事をしています。サービスのプロはほとんどいません。
 いませんからよいお手本がなにので進化しません。それは1−2年で仕事をす
 ぐ変わってしまうということにも原因があり、トレーニングオンザジョブができな
 い社会的体質になっています。 
 3.ベトナム人はまだ飛行機に頻繁に乗る人はかなり限られており、飛行機の
 航空券の買い方や飛行機の搭乗の仕方などを知らない人がたくさんいます。
 そうしたベトナム人を航空会社はいちいち丁寧に対応しているときりがないの
 でつい犬や猫のように「シッシッ!:あっち行け見たいに対応するのが普通に
 なってしまいました。
 4 特に航空券を販売するような職員は、飛行場でもベトナム航空の職員では
 なく、SASCOとかHASCOという空港サービス会社が委託販売しており、これ
 はベトナム航空の職員ではありません。かれらは客室乗務員のように海外で
 大量に密輸で儲けることもできずベネフィットが少なく安い賃金で働かせれて
 いるので不満があります。彼らにも多少コーヒー代をつかませればとたんに  
 対応が親切になります。ベトナムは上から下まで全部これです。
 これがわからないとこの国は心を平穏にして仕事も観光もできませんし、ただ
 ベトナムが嫌いになるだけです。日本の常識はほとんど通用しません。
  これは多少の違いはあっても発展途上の海外では同じではないでしょうか?

 てくれます。