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>>1985
在日不法滞在者は人数も把握されているし、入管や警察が滞在場所までマークしている場合も多いので、むしろ犯罪しにくく、日本の隅で細々と生活している不法滞在者がほとんどだよ。

2007年11月20日から、一部の例外を除き、日本に入国する外国人にはテロ未然防止の対策として、個人識別情報提供が義務付けられています。

上陸時に指紋と顔写真を登録してコンピューター照合する制度であり、データベースには、国際刑事警察機構(ICPO)と日本の警察が指名手配した約1万4,000人、過去に日本を強制退去になった約80万人の外国人、それに国境を超えて活動するテロリストなどが登録されています。

もちろん、上陸時に指紋が合致すれば、上陸を拒否したり、警察に通報することになります。退去強制歴を隠して日本に入国しているこのケースのように、過去の退去強制歴を隠して日本に入国しているようなケースでは、現在はどのように模範的な滞在をしていても、再入国許可を受けて出国し、再び日本に上陸する際の指紋照合で過去の退去強制歴が判明します。

これを避けるには、海外旅行をしないのも選択肢の1つですが、だからと言って商用や家族再会のため海外に赴くことを断念できない事情も起こり得ます。

日本に入国する時に、義務として必ず指紋認証されている不法滞在者を警戒するなら、むしろ、指紋認証されていない日本人も警戒する対象じゃないですか?

人間が犯罪するかしないかは、個人的な性格や性癖が原因なんだから。