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フーンフォーにはなにもなし。なにもないのだよ。特急列車が留まる駅になにも無い。

あきれて驚いた。交通もなし。農作業なし(秋だからかな)。
産業車両の往来はまったくなし。人の往来もない。共産主義なのに人民がいない。

退屈きわまりない。カフェはないし、インターネットはできない。
これが国家か、社会か。あきれる。共産化したのは苦い勝利でなかったか。

フランスのなごりを少し感じた。それに殖民されていて誇っているのだから、ばかか。
救いはおばさんたちの常識であった。おれみたいのをほっといてくれる。

俺は所用がなにもあるわけでない。ほんのわずかのジャパン マネーと時間はある。
息を潜めて周辺の動きを観察する。おれは溶け込むのがうまく、目立たない。
ついにはほとんど注意を引かなくした。

産業と商業の活動がほとんどなされていない。これは強調したい。
やろーどもはいったい何をしているのか、何もしていない。アメリカを跳ね返した人民がである。

そしてなにもない。つぎにその話をします。