いかさま賭博詐欺のお誘い手口

本日午前、ホーチミンにて、下記のような手口のいかさま賭博詐欺（と思われる）に遭遇したので報告します。

一人旅でヴェトナムに来て「９月２３日公園」内を歩いていました。
すると身なりが清潔な旅行者っぽい感じの女性から英語で話し掛けられました。
「そのTシャツは柄がいいね、どこで買ったの？」
「日本人ですか？」
「来週妹が日本に行くので家に来て日本のことを教えてほしい」
「日本の家賃はどのくらいですか？」等々。
顔がヴェトナム人っぽくなかったのですが、まだホーチミンも二日目のため、こういう顔もあるのかくらいしか思いませんでした。
（どこの人っぽい顔だったのかはそのお国の人々に失礼ですので書きませんが）
さすがについては行かず、でも妹さんに助言できればしたほうがいいかと、「１５時頃にここで」と約束し別れました。
昼にホテルに戻り、ネットで領事館の記事等を見ると、上記のセリフ回しがほとんどいかさま賭博の被害例と同じではないですか！
ただ家賃の相場を聞いてきたり、「自分が７区にすんでいる」と正確なことを行ったり、ちょっと自然な感じに進化していました。
・・・というふうに、ともかく実際話全体がとても自然だったんです。

ほぼ詐欺に間違いないとわかったので、当然１５時はすっぽかしを決めました。
ただ、（ホテルは言いませんでしたが）おもわず苗字を伝えてしまったため、領事館に念のため相談しました。
領事館の方からは：
・まずいかさま賭博詐欺に間違いない
・当然約束はすっぽかすこと
・わざわざホテルをさがすようなことや荒っぽいことはしないのではないか
・特に他に手を打つ必要はなさそう
とのアドバイスをいただきました。ということで一応解決かな。
いまがまさにその１５時前後なので、１００％終わったかどうかはわかりませんが・・・。

感想は、やはり怖いんだな・・・ということです。
ヴェトナムにくる前にネットで旅行経験者の方々の旅行記を読んでおりました。
たまたま知り合ったヴェトナムの方と仲良くなる話がたくさんあり、うらやましく思っていました。
そういう心持ちでいたことが、日本では絶対にひっかからない手に乗りそうになった原因のひとつだと思っています。
そういう自分の心持ち、迂闊さも怖いですね。
これから旅行にいくときは、必ず事前に領事館の記事に目を通しておこうと思います。
みなさんも気をつけてください。