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太平洋セメント、ベトナムで5割増産

1: ともや 2003年10月23日 11:16 報告
日付:2003/10/19

太平洋セメント、ベトナムで5割増産

【ハノイ=町田猛】太平洋セメントなどが出資するベトナムのギソンセメントは2006年にセメントの生産量を5割増の310万トンに増やす。セメントの中間製品であるクリンカーの粉砕設備を新設する。同国では商業施設を中心に建設ラッシュが続き、需要に供給が追いつかないため。

2004年に着工、2006年に稼働する。生産規模は約100万トン。投資金額は約2500万ドル。同社は2000年から北部タインホア省で生産を開始。日本企業としては最大の3億7300万ドルを投資してきた。今年の生産量は210万トンと生産能力の上限いっぱいになる。同国は現在、商業施設や住宅など建設ラッシュが続き、セメントの需要は国内供給量を上回っている。そのため、国営ベトナムセメント公社のほか、スイスのホルシム、台湾のチンフォンなど外資企業も増産に動いている。 (07:00)

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20031019AT1D1706218102003.html

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