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キムタインを案内してくれたあやしい男

1: ゆかこ 2004年06月18日 02:33 報告
1年前くらいにホーチミンへ女2人旅行をしました。旅行3日目にキムタインのプリンを食べに行こうと徒歩で向かっていました。途中みちがわからなくなってガイドブックを見直して1歩踏み出すとにこにこと愛想のよいおじさん(?)がいて、『日本人?』と聞いてきました。『キムタイン?知ってるよ!僕も待ち合わせをしてるから一緒に行こう。』ということになり怪しいなあ・・・と思いつつその流暢に日本語を話す男についていきました。『うれしいなあ。僕のことお兄さんと呼んで。』などと言って日本のことやそのお兄さんの故郷のハノイの話やいろいろ話して、旅先でいい人と会えてよかったな、と思ってました。しかもプリンの代金まで奢ってくれたのです。自称、航空会社の職員で日本にもいたことがあると言ってたので多少お金を持ってる人だから、ご馳走してくれたのかなと思ってましたが、だんだん雲行きが怪しくなってきました。『市場のコーヒーは古い。僕の知ってるコーヒー工場へ行こう。そこへはすぐだから。』といって店の外にでてすぐにタクシーが停まってました。会話の途中に再三、携帯で電話してたので、こういうことか・・・と、がっくりし。ホテルのチェックアウトに間に合わないから時間がないと言い訳し2人で急いで逃げました。
騙されたままあのタクシーに乗ってたらと思うとほんとうに怖かったです。
皆さんも気をつけてください。わたしも1,2日目で騙されまいと気を張ってたので、3日目の現地の人と交流できたうれしさで気が緩んでいたのだと思います。それ以外は本当によい思い出ばかりでいい旅行でした。

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