『安い美味しい可愛い・・・でも』のコメント No.32

古いトピをまた掘り起こしてきてしまいました。

私が、今まで抱いていたベトナムのイメージは、
逆に「安い美味しい可愛い」ではありませんでした。
ベトナム戦争やベトちゃんドクちゃん、ボートピープル。
などなどとても浅い知識ですが、
遊びに旅行に行く場所とは考えもしませんでした。
最近、惹かれるものや色彩が、ベトナム雑貨、と言われているものが
多いと知り、また、急にどこかに旅行に行こうと思い立って
いろいろ調べ始めた後にそういうイメージがあることを知りました。

始めは買い物、エステ、オーダーメイド三昧なんて
俗っぽいことを旅行で、しかもベトナムにしに行くなんて…。
と思っていましたが、今はその全てをしに行こうとしています。
おかしいかなあ。

私は北海道出身です。離れてみて初めて
私自身でもどうせお金を使うなら北海道の企業やお店で使いたい。
ほかの地域の人に、観光にもどんどん利用して欲しい、
という気持ちを持つようになりました。
別に、北海道での人々の生活に別に触れなくても良いから
観光施設をどんどん利用して
北海道で楽しかった、という気持ちを持たれるのが嬉しいなど。

歴史や経済、ほかいろんな状況からしても
北海道とベトナムを比べてみてもしょうがないのですが、
私自身はベトナムに遊びに行くことやそこでお金を使うことに
それほど罪悪感を抱かなくていい理由にしたような気がします。
ベトナムの人にとっても、失礼な振る舞いをしなければいいのではと
行く前の気持ちとしては、変に気負わないで楽しむことにしました。

このサイトなどを通して
チップの高額な要求やシクロなどの運賃トラブルなどについても
非常に勉強になりました。
どうしてそのようなことが起こるのか、
なんとなくでも状況が想像できるようになったので
安易に嫌だと思ったり、自分が失礼な振る舞いすることは
少しでも避けられるかもしれません。

帰ってきたらまたどんな風に思うようになっているのでしょう。
旅行は、それを基点にしてその場所の歴史や土壌を勉強するきっかけ、
自分の考え方やものの見方、視点を見直すきっかけになっていくのが
また魅力。

つたなすぎる語学力とコミュニケーション能力、
初めての海外一人旅と不安も多いのですが
ベトナムの熱気と今の自分には無いいろいろな感覚にめぐり合えるのが
とても楽しみです。

長々と失礼しました。