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nakynakyさん、”ホームシック”の国際結婚です。(笑)

先の投稿でホームシックという表現を使いましたが、補足させてください。
私自身の場合はホームシックというよりも、
「将来、日本を訪問は出来ても、一生住むことはできなくなる、日本を失うことについての危機感、恐れの気持ち」ですね。

それは日本を離れるときはあまり現実として理解していませんでしたが、
日本を離れて年月が経ち、両親が老いていくのを目のあたりにして、
祖国である日本がどんどん遠のいていくように感じます。

例えば、、日本の銀行口座も、クレジットカードなどにしても
現在は日本の実家を日本国内の住所として維持できていますが、実家がなくなってしまった後は維持できなくなるかもしれません。
基本的に銀行、クレジットカード会社共に、
海外に滞在ではなく、永住の場合で、日本に住所を持たない場合は解約を求められるようです。 また来年からの総量規制で、クレジットカード会社の中にはキャッシング枠を設けていない人に対しても、年一回源泉徴収の
提出を求めるところもあるようです。日本での収入が証明できない場合、
カードの更新ができない可能性もあるようです。
まあ、ベトナムのカード、銀行口座があればそれでいいじゃないかというのであればいいのですが、私は個人的には、日本から拒絶されたようでちょっと、寂しいです。日本でアパートなどを借りたくても、入院したくても保証人がいりますので、親類に頼れなくなれば、親しい友達にお願いするしかないですよね。

トピ主さんに日本で生活可能な経済力、技術、
日本に基盤や頼れる人(ご実家など)
などがあれば、例えベトナムに住んだとしても、
最悪の場合に日本に戻ることは出来ると思います。

問題は、これから10年20年後、
万が一トピ主さんが何らかの理由で
日本に戻りたくなくなった時、トピ主さんにも経済力がなく、
トピ主さんのご両親も年老いて、頼れなくなり、
またトピ主さん自身も年を取り、日本での就職も難しくなった場合、(ご実家の事業を継ぐにしても難しくなりませんか?)
日本にトピ主さんの帰る場所がなくなるリスクも考えられます。

また、ベトナムでお子さんを育てれば、ベトナム人として育つので、
お子さんが日本に馴染めるか、日本の学校について行けるかなど、
いろいろ考えることは多く、問題は複雑化すると思います。

確かに今の日本の状況はトピ主さんの彼にとっても、お子さんにとっても
必ずしもよくないかもしれません。
ベトナム人の彼は日本に馴染めず、夫婦仲が悪くなり家庭崩壊の可能性も出てくるかもしれません。 あまり、多くことを求めないのであれば、
ベトナムに暮らしたほうが家族仲良く平穏な日々が送れるようにも思います。

でもベトナムに残る選択をするのであれば、トピ主さん自身が日本に将来住めなくなる可能性もあるということも覚悟しておいたほうがよいのではないかと、老婆心ながら思います。(自分がその辺の自覚がないまま決めてしまったので)。”期間限定””帰ろうと思えばいつでも日本に帰れる”という状況と
”もう一生日本に住むことは出来ない”というのとでは、
同じベトナムに暮らしたとしても精神的に違うと思います。