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Anhさんこんにちは。実はあさってから初のベトナム旅行で、楽しみにしています。

普通にオームの法則が成り立つ機器なら、おっしゃるとおり電圧が下がれば電流もそれに比例して小さくなるのですが、電球の場合はフィラメントの温度によって抵抗値が変化しますので、少し事情が違います。フィラメントが冷たいほど(=暗いほど)電気抵抗は小さく、多くの電流が流れるのです(ちなみに、電灯をONにした瞬間に球切れが起こるのはこのためです)。

ですので、電圧を下げていくと、どこかで電流が増大するポイントがあるのではないかと思って先の様な事を書いたのですが、先ほどのリンク先のデータを見ると、実際には逆転まではしないみたいですね。失礼しました。

後半に関してはAnhさんの認識でOKです。例えば100Wの機器を1Vの電源で使おうとすれば100Aというものすごい電流になりますから、抵抗が少ない極太の電源コードを使わないと発熱が無視できないレベルになってしまいます。また、高圧電線に関しても全くその通りで、電力会社ができるだけ「高圧」にしているのは同じ電力を運ぶにしても、電圧が高いほど電流を小さくできるので、途中でのロスを小さくすることができるからです。

ベトナムと全然関係のない話で恐縮です。あさってからホーチミンにおじゃましますね。