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ハノイ市内→空港の途中でお金を支払うゲートは、
空港のゲートではなく、有料道路の料金所です。 
 
ベトナムでは日本からの円借款(ODA)などで作られた道路に、
料金所を設け、料金は国家財政に組み込まれます。
料金は原則、乗用車タイプ(12席以下)で1万ドンです。
 *全国で47か所の国営料金所があります
 **お金のかかった橋などでは2万ドンのところもあります
 
先々週、ベトナムから日本に一時帰国しました。
その際、当方のアパートから「エアポートタクシー」で
空港に行きましたが、すべて込みこみで23万ドンでした。
 
基本料金が定めれられているが、
運転手によっては、有料道路料金とか、エアポート入場料と称して、
プラスアルファを支払わされたり、
大型スーツケースの持ち込み料ということで、
チップを要求したりされる場合がある、、、ということだと思います。
(あるいは、23万ドンなのに、23ドルとしたり、、、など)
  
ハノイ在住の小生の場合、アパートのレセプションを通すことにより、
「変なことやったらアパートの出入りを禁ずるぞ」という
無言の圧力により、変な料金を請求されることはありません。
 
旅行者の場合、良心的なタクシー会社としてよく紹介されている会社を
使用するなどの自己防衛が必要だと思います。
 
ただし、タクシー運転手への教育が不足しているというか、
定額料金制ということを理解していても、
上記のプラスアルファを請求してもよいもの、、と、
理解している「無知なタクシー運転手」も、
いるのも事実。
 
ベトナム語が達者なら、あるいは簡単な英語が話せて、
タクシーの運転手が理解できそうであるのであれば、
乗車時に「すべて込みこみ○○ドンでよいか?」と、
確認されるべきでしょう。
 
仮に上記が不可能な場合で、
有料道路料金だとか、空港入場料などを要求されたとして、
「ぼられた」と思ってタクシー運転手と言いあうことは、
あくまでも個人的な感覚ですが、
無用の争いのように考えます。
「これがベトナムの現状なのだ」と思って、
怪訝な顔をするなどして、
支払ってください。
 
そういう理不尽な経験も含め、ベトナム旅行の醍醐味なのですから。
 
なお、現時点で示されているお金はあくまでも現時点のものであり、
地球の歩き方などで示されている金額が必ずしも、
現時点の料金を示しているわけではないので
ホテルのレセプションなどで料金を確認しておくことも、
必要だと思います。