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帰国しました。

タンロン祭の影響でものすごい人出だったため、徒歩ルートはあきらめホアンキエム湖周辺からタクシーに乗りました。瑞門で降りてだいたい30,000ドンでした。
バーディン広場もホーチミン廟も、道路から目視できるほど近くなので、好立地です。

タンロン城址は入場は自由で、結構な人出でした。

といっても押し合いへしあいになるほどの混雑ではなく、ぶらぶらと瑞門に昇りフラッグタワーを望んだり、中はがらんどうの謎の黄色い建物(階段が急勾配で恐怖)内を探索したりと、充実した時間を過ごしました。

敷地内にはスケール感のある盆栽があちこちに展示されていて、思いもかけずベトナム人のアートに触れるよい機会となりました。

気がつくとあっという間に3時間が経過。次の予定が入っていたのでやむなく移動しましたが、居心地がよかったせいかもう1,2時間くらいは堪能したくなるタンロン城址でした。

感想としては、建物ごとに建築様式がまちまちで成立した時期もばらばらなため、遺跡としての統一感に欠け、李朝が在りし日のようすなどはよく分かりませんでした。(妙なたとえですが、日光江戸村ではなく東武ワールドスクエアを観光している感じ)

タンロン城址の魅力は、むしろそういうパッチワーク的なところにあり、「時の政治の都合で建造物も造りかえられる」「権力ってはかない…」といった無常観を抱きました。

このため行った後のほうが興味がつきず、この後も色々調べてみたいという気持ちがいっそう強まった次第です。

>タンロン 様

「スケッチ」のご紹介ありがとうございます。
すでに帰国してしまったので閲覧する機会がなく残念ですが、今後観光する際に頭にいれておきます。

「P」にも行ったのになあ、残念です。