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サッカーにかこつけて少しのベトナム論

と さんはおっしゃる。> ワールドカップ予選に対してはクールですよね。絶対行けないと思っているからでしょうかね?タイガーカップやシーゲームスみたいな東南アジア圏内の試合にはあんなに大騒ぎなのに...。

江戸の大関より田舎の三段目ということでしょうか。日本はアジアで勝ってもなにも嬉しいことはない。明治以来なんでも常に世界が照準でした。それがサッカーだけでは K 国はいつも目の上の上のたんこぶでした。このごろは拮抗していて、そのうち後塵をかぶせるでしょう。

ホアンさんはおっしゃる。> ベトナム人でW杯ドイツ大会にベトナムが出場できると思ってる奴なんて、いるんですか?

不思議な言葉です。実力でフランスを追い出し、アメリカを、われらを徹底的に叩き潰した(その現場に私はいた)その国を跳ね除けた、そのものすごい民族が、球蹴りごときに無力を感じているなんて、信じられません。

ベトナム民族の世界観の違いでそうなのかもしれません。われらは食い物の枯渇の危機が潜在的にあるからなんでも世界のハイ レベルの製品を作って金を稼がなければならない。それに伴いスポーツでも高位であることは現実問題である。それに対し、彼らはそこそこで充足できる。メコン デルタの豊穣さを実感し驚きました。私は不毛の北海道釧路原野近くに生まれ、現在関東平野にいるけど、そんなの比でない。北の南への侵攻は、イデオロギーの浸透でなく実はデルタの食料獲得であったのであろう。私はそううがちます。

ファングーラオに10日間ほどいて、やたらにコーカサシアン(いわゆる白人)が多くいる。彼らは皮下脂肪が厚くでぶでぶぶよぶよしているから隠れようがない。(日本人も沢山いるのだけど、なぜか存在感がない。)バイクで空気が汚れ音がうるさいレストランの軒先に幾日も幾日も彼ら常連を見かける。近くのオーストラリアはともかく、はるばるドイツだのフランスなどから来たという連中はいったいなにが目的なのだろう。聞いてもいいけど本意ははぐらかすであろう。ベトナムは彼らに気をつけたほうがいい。私は目立つ日本人だから怪しくない。

みなさんのご批判を歓迎します。