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『唐辛史』 的にみまチュと、

新大陸発見のコロンブスが、1493年じゃったんだべさ。

最初の唐辛子をスペインへ持ち帰り、その後16世紀にかけ、爆発的に世界中に広まったんじゃったとさ。インドへは、ヨーロッパ経由ジャでなァ。
そのコロンブスの数年後、インド洋航路を見つけたバスコダガマちゃんの、お手柄じゃったんよニャ〜。

日本への伝来では、恐らく中国や朝鮮よりも早かったとの説も有りんすジャ!
ところで、16世紀後半からは、日本は朱印船貿易の時代ですな。ベトナムのホイアンや、タイのアユタヤとの交易も盛んじゃったよね。
ホイアンとフエとは目の先じゃぞ。また当時のホイアン交易を仕切ってたのは、阮氏じゃでな! 朱印船の航海士はヨーロッパの連中ですね。唐辛子は、既に世界の人気商品でしたな!

タイですと、アユタヤ王朝に唐辛子が伝来したのは、17世紀頃に成ってでチュね。
初代皇帝 阮福暎が、西山朝を打倒して越南阮朝を定めたのは、1802年でんな。もう19世紀だよね。タイ料理も、唐辛子に出逢って2世紀、充分辛くなってたとさ! ホイアンやフエ周辺でも、唐辛子は充分、流行ってたのんじゃよ!

ところで、コロンブスちゃん、本来、胡椒を求めてインドを目指したのに、何でだか、新大陸と唐辛子を発見したんだったよね。

(誰かに恥を書かせるつもりはニャいが、史実だからね、こればかりは…、歴史を無視して、フエ料理をえらっそうに語るのも、リスクが付きまといまチュよね〜!)