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テヘッ また来ちゃった。

上の人達が言ってるようにフォーなんて生活密着型の食べ物で美味追求型のもんではないのに「うまいのか?」とか長期ベトナム滞在者が疑問を呈している時点で痛い。

ベトナムで売ってるインスタントのフォーだが、他のインスタントラーメン類に比べて出来がいまいちな気がする。

インスタントならラーメンでLau Thai味(まあ、言ってみればトムヤムクン味)なんかの方が、好みはわかれるがインパクトはあると思う。(日本でも売ってるけど)

日本では見かけないが、ベトのスーパーではシンガポールのインスタントヌードルを置いている店がある。(Lotte Martとか)

ブラックペッパー味のラーメンとか、ミーゴレン(カレー風味の焼きそば)とかそこそこうまいしシンガポールだけあって、NO MSG だったりして、こんなのもお土産としては面白いかもしれない。

しかしまあ、普通の日本人にとってベトナムで麺と言えばフォーなんだから、味関係なく素直にそうした方が受けるんじゃない?とは思ふ。

フォー以外にブンボーフエとかベトナムにはいろんな麺料理があるが、癖が強くて食べ慣れないと美味しいと感じないのが多い。
まあ、言ってみればマニア向けであって、フォーは癖が無いので万人に勧めやすい。

日本で商売としてベト料理を提供する場合、フォーだとコストが安くて成り立つ。
バンカンクア(カニ肉入りタピオカ麺)など、うまいし日本人にもうける味だが、こんなもん日本でやったらコストが高くて商売にならない。
だから日本では極一部のベト料理店以外ではメニューに載せない。
だから普通の日本人はフォーしか知らず、ベトナムに来てフォーを求めるのは自然な流れ。

だから現状でなんら問題無い。

フォーというのは、美味い店を探し求めるのはあんまり意味が無く、「どう楽しむか?」というのがポイントだと思う。
南部の場合、多種の香草類と供される。
バジルと食べるのと、ミントで食べるのとは味が異なり、いろんなバリエーションが楽しめる。
黒ミソやチリソースで味を変えることも出来る。
日々の生活の中で、その日に食べたい味にして食べられるのがフォー。
飽きが来ず食べられ続けれるという所に価値があるんじゃないか?と私は思う。

ハーブに馴染んでいる日本人は少ないと思う。(日本じゃバカ高いし)
多種多様なハーブに馴染んでいる人だとベトナム南部のフォーは楽しめると思うし、贅沢だなあと感じると思う。