『ベトナム語で誤解?』のコメント No.45
最初は、近藤紘一の『サイゴンから来た妻と娘』辺りから始めればよいかと。
『サイゴンの一番長い日』や『悲劇のインドシナ』。近藤さんの本は文章が分りやすくて、読みやすい。
それで、大体の人の名前を掴んで、中公新書で『ベトナム戦争』という本が出ていたはず。
友達に貸したので今手元に無いけど、政治、冷戦を踏まえて大まかにベトナム戦争を考察している。
ただ、ベトナム戦争関係ばかり読むと対立の建前となった『共産主義』が良く分らなくなる。
ですからスターリン関係、毛沢東関係がどんな政策を行なったか調べて見るともっとよく分ります。
戦争で手一杯なのに、スターリンに『農業の集団化を進めろ』とか強要されたみたいです。
中国人の顧問が中国と同じように土地改革をやって失敗したりとか。
(ベトナムには中国のような大地主が殆どいなかったので、普通の自作農が地主にされて死刑になったり)
だけど、援助頼みの期間だったので、逆らえなかった。
あと、変り種としては仏印進駐時に日本がベトナムに作った『南洋学院』だかという
学校の生徒の記録があります。本の題名失念。これは仏印進駐時の様子が書かれていて珍しい本です。
レ・リ・ヘイスリップさんの『天と地』は一農民少女がアメリカに行って
帰ってくるまでの本で、素直な記述で面白い本です。
アメリカ側から見た本で『彼らはベトナムに行った』と言う本は歴史の時間が経過した段階で書かれた本ですので、
記述が冷静です。戦死者が多かった66年ウエストポイント卒業生に焦点を当てた本です。
その中で『海軍の山羊を盗む』といういたずらが出てくるのですが、
最近航海関係の話を聞いてやっと意味が分った次第です。
何故戦争になったのか?これはマクナマラの本を読むしかないですね。
2冊あります。『回想録』『果てしない論争』。もう一冊の方はその当時戦争を指導した、
ベトナム側とアメリカ側が討論をした結果が書かれている異色作と言っていいでしょう。
日本では全然宣伝されませんでしたけどね。
最近、ボーグエンザップ将軍のインタビューを読みましたが、
『孫はドラえもんに夢中で、戦争の頃の話を聞いてくれない』と言っていました。
ドラえもん>ベトナム>アメリカ>日本が強い順番かもしれません。
最初はドラえもんから攻めてはいかがでしょうか?
『サイゴンの一番長い日』や『悲劇のインドシナ』。近藤さんの本は文章が分りやすくて、読みやすい。
それで、大体の人の名前を掴んで、中公新書で『ベトナム戦争』という本が出ていたはず。
友達に貸したので今手元に無いけど、政治、冷戦を踏まえて大まかにベトナム戦争を考察している。
ただ、ベトナム戦争関係ばかり読むと対立の建前となった『共産主義』が良く分らなくなる。
ですからスターリン関係、毛沢東関係がどんな政策を行なったか調べて見るともっとよく分ります。
戦争で手一杯なのに、スターリンに『農業の集団化を進めろ』とか強要されたみたいです。
中国人の顧問が中国と同じように土地改革をやって失敗したりとか。
(ベトナムには中国のような大地主が殆どいなかったので、普通の自作農が地主にされて死刑になったり)
だけど、援助頼みの期間だったので、逆らえなかった。
あと、変り種としては仏印進駐時に日本がベトナムに作った『南洋学院』だかという
学校の生徒の記録があります。本の題名失念。これは仏印進駐時の様子が書かれていて珍しい本です。
レ・リ・ヘイスリップさんの『天と地』は一農民少女がアメリカに行って
帰ってくるまでの本で、素直な記述で面白い本です。
アメリカ側から見た本で『彼らはベトナムに行った』と言う本は歴史の時間が経過した段階で書かれた本ですので、
記述が冷静です。戦死者が多かった66年ウエストポイント卒業生に焦点を当てた本です。
その中で『海軍の山羊を盗む』といういたずらが出てくるのですが、
最近航海関係の話を聞いてやっと意味が分った次第です。
何故戦争になったのか?これはマクナマラの本を読むしかないですね。
2冊あります。『回想録』『果てしない論争』。もう一冊の方はその当時戦争を指導した、
ベトナム側とアメリカ側が討論をした結果が書かれている異色作と言っていいでしょう。
日本では全然宣伝されませんでしたけどね。
最近、ボーグエンザップ将軍のインタビューを読みましたが、
『孫はドラえもんに夢中で、戦争の頃の話を聞いてくれない』と言っていました。
ドラえもん>ベトナム>アメリカ>日本が強い順番かもしれません。
最初はドラえもんから攻めてはいかがでしょうか?