『子連れでフレンチやビアホールは・・・』のコメント No.52

私は、欧米人の方が躾は厳しいと思います。
カトリックやプロテスタント、いわゆる聖書圏では
人は生まれながらにして、悪、性悪説ですから自ずと
躾は厳しくなります。

日本のように、性善説を唱える国ではどうしても躾は甘くなります。

私が体験した例ですが、ワイキキのハイアット、クラブラウンジでの出来事です。
私と妻はバフェから好きなものを取り、気持ちよくテラスで朝食をしておりました。
他にも、欧米人が２．３組居りました。
すると、日本人の30代の夫婦が５才と３才位の女の子さんを連れてラウンジにやって来て食事を始めました。
その時の女の子さん達のお行儀の悪さたるや、食べ物は背伸びして手づかみする、大声でケンカを始めるわで他のお客の方まで迷惑していましたので、私はラウンジに常駐しているコンシェルジュの席に向かって「何とかして」と目で合図をしました。
コンシェルジュは日系の方らしく日本語で女の子さんの両親に「もう少しお子様をコントロールして頂けませんでしょうか」と懇切丁寧に促しました。すると母親の方が「解ったわよ！！」とコンシェルジュを大声で怒鳴りました。

私は同じ日本人として大変恥ずかしかったです。話は続きます。

注意をされた日本人夫婦は、子供たちを注意するのですが子供たちは時差ぼけで
不機嫌らしく親の言う事を中々聞きません。
また大声を出し始めたその時、お客の一人の白人女性が立ち上がり「シャラップ、ゲラリー」大声でその日本人家族に向かって 両手を前への姿勢で手首だけをぶらぶら外向きに振りながら出口の方へ追い立てました。
日本人家族はびっくりして子供たちを抱えながら出て行きました。
私が驚いたのはその後の出来事でした。その後のラウンジ内で拍手が起きたのです。
コンシェルジュ達も残った欧米人もその白人女性に拍手を送っているのです。

長くなりました。このへんで．．．．。