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 ベンケー号下船して、タクシーに乗りホテルへ

 この先も決して忘れられない乗船であった。
 人それぞれ、旅の思い出は、色々あると思う
 
 思い出は、美しい素敵なものばかりとは、限らない
 詐欺に合い、途方に暮れたローマの地下鉄のホームへの階段
 スレ違う人が皆、悪人に見え 
 身を硬くして自分の涙を踏み絵の様にトボトボ歩んだ事。

 帰りの最終バスに乗り遅れたら、今夜泊まる所無いヨ!
 時間との戦い!!でも、もう2度と来れ無いかも知れない
 と、モンサンミシェルの有名な(とても大きな)オムレツを食べた事。
 時計の針を見ながらそんなギリギリの思いまでして、食べたオムレツが
 「本当に死ぬまでに1度は食べた方がいい!」と
 モンサンに行く友人には助言している程
 デカイ!!上に不味い!!
 (顔の倍はある大きさ、なのにスプーンで食べても食べても、
    永遠に間延びした味の卵が続き)
 どうやったら、こんなに不味いオムレツが作れるのか??と
 「いや〜ほんまに、おっきくて、まずかったわぁ〜」と友の声と共に
 一緒になって笑えだろう程、強烈な印象を残している。
  
 タウ ベンケー号に乗った事もきっと忘れない。
 サイゴン川の魅惑のクルーズは、疑惑のクルーズに終わった事を!!
   (注: 女一人で行った、それも完全に個人的感想です。)
 
 ・・でベンケー号は歴代3位の思い出に入るのでした。