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このスレの各意見を読んでると、一つは、ただ理屈だけからの意見と、もう一つは、中小の進出企業の現実の状況や苦労を知っている人の意見に
別れているよね。
どちらが地に足のついた参考になる意見か自明の理だよね。

私なりに見聞きした経験から言わせて貰うと、スレ主さん及び同僚の技術者とも日本語だけとなれば、日本語の通訳を雇う必要があるよね。
しかし、通訳を雇ったからと言って、コミュニケーションがスムースにいくと考えるのは大間違いで、むしろ期待したほど意思の疎通がはかれない場合が
多々あるのが現実です。 
特に技術・技能関係で通訳に期待するのは難しいですね。

一口に言ってしまえば、日本語通訳の能力が、日本人が想像しているほど高くないのが現実です。
勿論、大企業の様に、雇用条件、選抜方法が整っているところには、それなりの優秀な人材(通訳)も集まってくるのでしょうが、
中小の企業では、なかなか思うようには探し出せないのが現実ですよ。
仮に探し出せても、他に条件の良い職場があれば、すぐに転職してしまう事が日常茶飯事である事も理解しておく必要があります。
勿論、通訳だけでなく、現場従業員も例外ではありませんので、常日頃から、従業員とは家族的な雰囲気で付き合う事が肝要かと思います。

結論を言えば、日本語通訳を雇っても、日常会話で可能な簡単な事務関係やベトナム人従業員への連絡を担当させる位を考えておいた方が良いのでは
ないかと思います。 あまり過剰に期待すると、期待はずれになりますよ。

それ故に、現場の技術・技能については、まずは、日本人が身振り手振り、必要によっては図に書くなどして、コミュニケーションを図る覚悟が必要ですね。
勿論、通訳で事足りる事なら、大いに通訳を使えば良いだけです。

中小のメーカーさんの中にも、この様なご苦労をして現場の生産を担っている工場も沢山ありますよ。

以上、参考になりましたでしょうか。