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この前、これ知り合いがやられました。
チェックインゲートのすぐ横、X線検査やるところ、おじさんに呼び出され、「タバコ入ってるだろ?荷物開けろ」と。「タバコは2カートンまで」とチップを要求され、断ると没収されたそうです。

私は別のところでチェックインを済ませて待っていて、なかなか友人が来ないので探したところ、X線検査室にいました。近くに行くと、さっきまで何も言われていなかったのに、「お前のもチェックするからここにいろ」と言われました。
そして、「お前の荷物はこれか?」と私の荷物を探し、X線検査装置に通し、「CDが入ってるだろ?開けろ」と言われました。

持ち出しに制限があるとは聞いたことがなかったので、「DVD入ってるけど、違法なことは何もない」と言い返したら、ムキになって「絶対に開けろ!」と言われました。

(たとえ海賊版DVDを持っていたとしても、日本への持込が禁止されていて、日本の空港で没収されるならわかるんですが、ベトナムの空港の、しかもチェックインで何か言われるのはおかしいと思いました。)

私は在住者で、日本から持ってきていたDVDを持ち帰るところだったので、「何で?」と文句を言いながら、堂々とDVDを見せました。「日本から引越しの時に持ってきたDVDを持って帰る」と言うと、そしたら、急に相手の声が小さくなり、「行っていいぞ」と。

私のあとに来たおじさんも「CD入ってるか?」と聞かれていました。そのおじさんは頑なにNO!と言い張っていたら、(荷物も開けず)3分ぐらいして相手が根負けしたらしく、「行っていい」と言われていました。

他の友人も別の日ですが、海賊版DVD(日本のドラマ)を持っていて、同じように荷物を開けさせられたそうです。没収されても仕方がないなと「これですか?」と見せたところ、「日本のDVDか?」と聞き返してきたので、もしや?係のおじさんはそのDVDが正規版か海賊版かわからないのでは?と思い「そうだ」と堂々と答えたら、「行ってよし」。

タバコとDVDやCD、違法だとわかっていて偽物を持ち帰ろうとする人は後ろめたい気持ちがあるので、このX線検査係の言うことを聞いてしまうのでしょう。
もし、本当に制限があるのなら、きちんと守るべきですが…。