『ベトナム語で誤解?』のコメント No.14
戦死者は比較すれば、アメリカ対北ベトナム、南ベトナム民族解放戦線の比率は
1対20ぐらいになる。これが勝利かどうかは、判断の分かれる所でしょう。
『相手の土地を踏む』が基準であれば、結果としてアメリカ撤退後の
北ベトナムの勝ちと判断していいのではないかと。
最近、マクナマラ氏とその当時のベトナム要人が会議をして
『なぜあのような大規模な戦争に発展したのか?』という議論が本になりました。
原因は、
一、ベトナム側はその当時外交の素人で、国際会議の場で積極的に発言する方法を知らなかった。
よってソ連、中国がベトナムの代弁者となり、ベトナムはソ連の傀儡国家という印象をアメリカが持った。
二、仏教が多数のベトナムで、アメリカはカソリックの大統領を擁立した。
三、アメリカの膨大な援助にたかる、南ベトナムのどうにもならない腐敗。
レ・リ・ヘイスリップさんの本を読んでも、その当時の識字率が高くないベトナム人が、
『資本主義』『共産主義』など一般的に理解していなかったと思います。
ベトナム共産党もフルシチョフの『スターリン批判』から、中国との仲が険悪なった影響を受けて、
『中国派』『ソ連派』に分かれていたらしい。それをまとめていたのが、ホーチミン。
アメリカ、ソ連、中国は『ベトナムの分割』で利害が一致していた。
しかし、ホーチミンは『統一独立』路線を頑として譲らなかった。
多分、アメリカ撤退の理由は、インドネシアで9月30日事件で共産主義よりの
スカルノが失脚して太平洋のシーレーンの問題が除去された事が大きな原因だと思います。
1対20ぐらいになる。これが勝利かどうかは、判断の分かれる所でしょう。
『相手の土地を踏む』が基準であれば、結果としてアメリカ撤退後の
北ベトナムの勝ちと判断していいのではないかと。
最近、マクナマラ氏とその当時のベトナム要人が会議をして
『なぜあのような大規模な戦争に発展したのか?』という議論が本になりました。
原因は、
一、ベトナム側はその当時外交の素人で、国際会議の場で積極的に発言する方法を知らなかった。
よってソ連、中国がベトナムの代弁者となり、ベトナムはソ連の傀儡国家という印象をアメリカが持った。
二、仏教が多数のベトナムで、アメリカはカソリックの大統領を擁立した。
三、アメリカの膨大な援助にたかる、南ベトナムのどうにもならない腐敗。
レ・リ・ヘイスリップさんの本を読んでも、その当時の識字率が高くないベトナム人が、
『資本主義』『共産主義』など一般的に理解していなかったと思います。
ベトナム共産党もフルシチョフの『スターリン批判』から、中国との仲が険悪なった影響を受けて、
『中国派』『ソ連派』に分かれていたらしい。それをまとめていたのが、ホーチミン。
アメリカ、ソ連、中国は『ベトナムの分割』で利害が一致していた。
しかし、ホーチミンは『統一独立』路線を頑として譲らなかった。
多分、アメリカ撤退の理由は、インドネシアで9月30日事件で共産主義よりの
スカルノが失脚して太平洋のシーレーンの問題が除去された事が大きな原因だと思います。