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人種や民族が違うからいやだとも限らない。ベトナム人は肌が黒いことを嫌う。
肌が黒い=下層民という意識があるからだ。人種が違うからじゃない。
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ちがうとおもう さん
なぜ、ヴェトナム人には「肌が黒い=下層民」という意識があるかご存知ですか?

1.職業的差別感があること
農民、漁民、道路工事など、肉体労働をしている人は外で仕事をしているので日焼けして肌が黒い。肉体労働者は下層民。
それに対し、肌の白い人=オフィスワーカーは、冷房の効いた室内で頭脳的な仕事をしているから上層民と思っている。
このことから、「肌が黒い=下層民」という意識は、ヴェトナム人(だけではなく、タイ人もそうであるが)の、職業的差別感なのですよ。
昔、タイ人の留学生が、顔黒のコギャルをみて、日焼サロンで黒くすることを驚いていた。

職業に貴賎はない。(泥棒、売春など犯罪を除く。)中国文化圏には職業に上下があるように思う習慣があるが。(国によっては泥棒や売春は職業であり、罪ではないと思う文化もあるが。)


2.ヴェトナム人に民族的差別心があること
ラオス人やクメール人は、ヴェトナム人に比べ肌の色が黒い。
Anhさんも言っているが、ヴェトナム人はラオス、カンボジアを見下している。

民族によっては、特定の能力を持っていることは否定しないが、基本的に民族に優劣はない。
例えば、インド人の数学力にはいつも脱帽する。