『ベトナム語で誤解?』のコメント No.68
一月以上前になりますが、ベトナム戦争に関する本を紹介して頂き、
有り難うございました。10月に入って、やっと本を読む時間が出来たので、
早速きしさんに教えて頂いた近藤紘一の『サイゴンから来た妻と娘』と
『サイゴンのいちばん長い日』を一気に読みました。
開高健に比べて近藤紘一の本は、よりサイゴンの庶民に寄り添った視点から
書かれていて実に面白かったです。『サイゴンの解放』という表現がいかに
北部からの一方的なものであったか、また、自分も知らず知らずのうちに
それと同じ視点から、ベトナムを見ていたことに気付きました。
この2冊の本を読み、以前美子さんが書いて下さった、ご主人の身内の方の
話を重ね合わせると、ベトナム、特にホーチミン市に対する認識が、今までとは
かなり変ってきました。”サイゴン”が愛おしいような気持ちになります。
それにしても、ベトナムは不思議な国です。今まで、色々な国を旅行し、それぞれの
国にそれぞれの激動の歴史があるのに、何度も訪れたくなるのはこの国だけです。
『土地改革』の会話に割り込んでしまい、すみません。早くその話題に
ついていけるようになりたいのです。しかし、どうして高校では現代史を教えてくれ
なかったのかな?きちんとカリキュラムを組んでくれていたら、現代までたどり
付けたはずなのに・・・。メソポタミア文明やらにじっくり時間をかけるより、
現代史の方が余程重要なのに。
情けない話ですが、以前『米朝会談』の見出しを見て、桂米朝を真っ先に
思い浮かべた自分に危機感を覚え、NHK週間子供ニュースでおなじみの
池上彰氏の『そうだったのか!現代史』で現代史を知った次第です。
分かり易く、簡潔で、とても良い本です。
それから、きしさんに紹介して頂いた、中公新書の『ベトナム戦争』も
とても良さそうですね。巻末に人名や事項の索引や年表なども載っています。
これからじっくり読んでみます。
有り難うございました。10月に入って、やっと本を読む時間が出来たので、
早速きしさんに教えて頂いた近藤紘一の『サイゴンから来た妻と娘』と
『サイゴンのいちばん長い日』を一気に読みました。
開高健に比べて近藤紘一の本は、よりサイゴンの庶民に寄り添った視点から
書かれていて実に面白かったです。『サイゴンの解放』という表現がいかに
北部からの一方的なものであったか、また、自分も知らず知らずのうちに
それと同じ視点から、ベトナムを見ていたことに気付きました。
この2冊の本を読み、以前美子さんが書いて下さった、ご主人の身内の方の
話を重ね合わせると、ベトナム、特にホーチミン市に対する認識が、今までとは
かなり変ってきました。”サイゴン”が愛おしいような気持ちになります。
それにしても、ベトナムは不思議な国です。今まで、色々な国を旅行し、それぞれの
国にそれぞれの激動の歴史があるのに、何度も訪れたくなるのはこの国だけです。
『土地改革』の会話に割り込んでしまい、すみません。早くその話題に
ついていけるようになりたいのです。しかし、どうして高校では現代史を教えてくれ
なかったのかな?きちんとカリキュラムを組んでくれていたら、現代までたどり
付けたはずなのに・・・。メソポタミア文明やらにじっくり時間をかけるより、
現代史の方が余程重要なのに。
情けない話ですが、以前『米朝会談』の見出しを見て、桂米朝を真っ先に
思い浮かべた自分に危機感を覚え、NHK週間子供ニュースでおなじみの
池上彰氏の『そうだったのか!現代史』で現代史を知った次第です。
分かり易く、簡潔で、とても良い本です。
それから、きしさんに紹介して頂いた、中公新書の『ベトナム戦争』も
とても良さそうですね。巻末に人名や事項の索引や年表なども載っています。
これからじっくり読んでみます。