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トラブルが頻繁に起こる理由はなぜ?

1: オーダーメイドさん 2002年11月08日 06:18 報告
ベトナムでオーダーメイドをする方がすごい多いですよね。
文末に、(カワイイ!と付けられて紹介されるベトナム・オーダーメイド。
でも現地に行って実際オーダーされた方からは、非常に嫌な思いをした等々のトラブル報告はやたらと多い。

あれこれ考えてみましたが、過度に期待しちゃダメだよ、というのが実情だと思います。

1.過度な期待をし過ぎる
安い、早い、上手いの全てを満たしてくれるほど、店舗側の体制は最初から整っていないことが多い。
且つベトナム人のサービスクオリティは、日本人のそれよりも相当低いのが実態のため、
満足行く店舗側の応対、成果物を引き出すことが最初から困難な状況に実はある。

2.オーダーのイメージを明確に伝えられていない
もともとイメージを明確に伝えるという作業自体、非常に難しいものである。
これを日本人とベトナム人の間でやり取りを行うので、更に難しい。
微妙な表現が伝えることが出来ず、異なるOUTPUTにつながる可能性は高い。

3.短い旅程に合わせた短納期要求
明確に伝えることが難しい条件下にも関わらず、仮縫い又はサンプル制作、
微調整、検品等々を行い検証を行っている時間が最初からない。
最初に出来上がって来るものは言わば校正前の原稿のようなもの、
それを完成品にまで仕上げる過程がない。

4.クレーム処理の体制がない
そのような状況にも関わらず、クレーム処理の体制をベトナム側が整えてくれない。
短い旅程でやって来る日本人は、泣く泣く成果物を受け取るより他なく、
クレームが大問題化、長期化することがない。
そのためベトナム人側は状況を改める気配がない。


現地法人や駐在員事務所を運営している方々が、ベトナム人スタッフを思うように動かせなくて困るくらいだそうです。
ベトナム人だけで構成された内資マネージメントのオーダーメイド店には、
期待し過ぎるのは良くないかと。
外資のマネージメントであっても、運営体制が良くない!という例もあるようですが。。。。

ベトナムでオーダーメイドをするというのは、この数年脚光を浴びているもので、
まだまだ未成熟のサービス産業ということでしょうか。
こういうのをクリアーした店舗などが名を上げるのでしょうかね。

どうでしょう。

みんなのコメント 5

確かに、過剰な期待は禁物ですよね。
イメージとしては、裁縫の得意な親戚のおばちゃんのうちに遊びに行って、
作ってもらう、というのが一番近いかも。センスも技術も含めて。

でも日本では、そういう親戚や親、友人、または自分でできない限り
この低コストで好きな布で好きなデザインで低価格で1日で洋服ができることなんて中々ありません。あったら是非知りたいです。
というか、日本でもこういうことができないか、と考えてしまいます。

この前テレビで見たカルチャースクールでは、3000円でプロが指導してくれて(布代は別)、好きなデザインと布でワンピースを自分で縫うことができるようです。かかる時間は2〜3時間。型紙のたち方や縫う場所、など細かく指導してくれるのでわりと簡単にできるようです。
スタイルとしてはちょっと近いかな、と思いました。
今度是非行ってみたいです。

また、em-emや知己は自分のお店のタグを縫いこんでくれました。em-emは日本人のオーナーらしく、紙袋やカード、オーダー表などもステキで、店員はおそろいのアオザイ着たり、とてもプロデュースの仕方がうまいです。ブランドイメージを明確にしているお店は信頼感が強くなり、成功しそうな感じもします。

店内にも縫い子さんがいて、その場で注文を受ける女の子と縫う方とでやりとりしたり、急ぎの仕事や直しはそこでしているようでした。まさか全てのオーダーをその場にいた4人ほどの方でこなしているわけでもないと思うので、外にも工場?はあるのでは、と思ったのですが、それが勘違いでなければそれもうまい体制だと思います。

そのうち、日本人が経営する、大規模でシステム化されたお店ができたりするのかしら。
それはそれで楽しみです。

とりとめなくてすみません。
オーダーメイドはしたことないんですが次回は挑戦したいと思っています。

絵や雑誌の写真、あるいは口頭でイメージの伝達ってすごく難しいと思うんです。
絵だと服飾の知識の無い頭の中で描いたものなので空想の域をでないし
雑誌の写真なんかは撮り方に左右されるし、
口頭では、日本語でイメージを伝達するのだって難しいんだから、
ましてや英語ベトナム語なんて・・

なので、市販のソーイングブックを持っていくのは
どうだろう、と考えたのです。
判りやすい全身の写真に、作り方、型紙も付いているので、
便利ではないかと思うのですが、いかがなものでしょうか?

(ダサい服しか載ってないんじゃ・・?とも思ってましたが、結構可愛いのもありますし。)
私はたまにスーツをオーダーメイドしますが、
やはり寸法が狂ってしまうことはありますね。
ただ私の場合、寸法はあまり気にしないことにして
います。大きく間違わなければ小さく間違っても
いいや、という感覚です。

その代わり生地には十分気をつかっています。
その理由は、価格の大部分が材料費だと思うからです。
カネのかかるところに神経を使おうというわけです。

ヴェトナムでオーダーメイドする最大のメリットは
低コストです。従って品質が多少劣るのは仕方ないと
思います。
どうしても良いものを作りたいなら、生地だけを
買ってきて国内で作るしかないというのが私の結論です。

ちなみに私は身長180cmをこす大男で、その分
多く生地を使うからと言う理由でディスカウント
してくれません。彼らにとっては切れっぱしは
重要な収入源なんですね。
オーダー(要求)がもっとも細かい民族だという自覚が、日本人自体になく、
自分達の価値基準をそのまま持って海外に行くからかな。
時間にしろクオリティーにしろ、ものすごく細かいですよ。日本人は。
モノ作りのこだわりが日本と同等なのはドイツくらいで、
他の先進国でも万事にいいかげんなことが多いです。

受け入れ側に多大な問題があるのは周知のとおりですが、
トラブルが多発している人気店でも、「よかったです」との報告があるのも確か。
それでは、満足と不満足の境界線はどこにあるのでしょうか。
答えはひとつ、「店が暇な時に行けばいいものができる」ではないでしょうか。

昨日ベトナムの知人にメールをしたところ、
10・11月は日本人の閑散期だそうでお店もとても暇らしいです。
夏休みや3連休があると大挙して押し寄せてくるので大変なんだとも言ってました。

まあ、オーダーするならゆとりを持っていくべきです。
本来アオザイなんかはじっくり作るものらしいですし。
時間が無い人はレディーメイドで我慢しましょう。
ベトゴーらしからぬ冷静な分析、おっしゃる通りだと思います。

ただ、サービスが成熟して、そういった課題をクリアーした時、
わざわざベトナムまで飛んで現地でオーダーした方が安い、
というコスト的なメリットが無くなってしまいそうな気もしますが、
どうでしょう。

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